プレミアアンチエイジング株式会社の2023年8月1日から2024年7月31日までの第3四半期決算報告書が公開されました。化粧品や健康補助食品などの製造・販売を手がけるこの企業は、時代に合った製品やサービスを提供することで着実に売上を伸ばしています。今期も売上高や利益を確保できる見込みで、今後の成長に期待が高まっています。
企業情報
企業名: プレミアアンチエイジング株式会社
証券コード: 36046
決算期: 7月31日
プレミアアンチエイジング株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
プレミアアンチエイジング株式会社の決算日は7月31日です。決算発表は通常3月期、6月期、9月期、12月期の各四半期末後2ヶ月以内に行われます。
主な事業
プレミアアンチエイジング株式会社は、スキンケア、ヘアケア、インナーケア製品の製造・販売を行っています。主力ブランドには「DUO」、「カナデル」、「クレイエンス」などがあり、それぞれが独自のコンセプトと特徴を持っています。また、最近では健康補助食品などのインナーケア分野にも注力しており、事業領域を拡大しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の売上高は15,439百万円、営業利益は3百万円と、前年同期と比べ大幅な減収となりました。これは主力の「DUO」ブランドが市場環境の変化に適応できずに苦戦したためです。一方で、経常利益は44百万円と前年並みを確保できており、事業構造の改善が進んでいます。
売上・利益の推移
売上高は2022年7月期の26,400百万円から2023年7月期の見通しでは20,609百万円まで減少しています。一方、経常利益は赤字から2023年7月期には44百万円まで回復する見込みです。コスト構造の改善や新製品投入など、収益力の向上に注力しています。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期末の総資産は11,169百万円と前期末比966百万円減少しました。主な要因は、売掛金の減少や繰延税金資産の減少などです。一方、負債は5,012百万円と486百万円増加し、純資産は6,156百万円と1,452百万円減少しています。
資産の部
資産は主に現金及び預金4,482百万円、売掛金1,652百万円、たな卸資産1,954百万円などで構成されています。前期末から271百万円減少しており、売掛金の減少が主な要因です。
負債の部
負債は買掛金430百万円、短期借入金975百万円、1年内返済予定の長期借入金385百万円など、主に有利子負債や仕入債務が増加しています。
純資産の部
純資産は6,156百万円と前期末から1,452百万円減少しました。これは親会社株主に帰属する四半期純損失1,450百万円を計上したことが主な要因です。
ROAとROE
ROAは前期末の0.6%から当第3四半期では0.4%に低下しています。これは資産が減少する中で経常利益が横ばいだったことが主な要因です。一方、ROEは前期末の△9.6%から当第3四半期末の△23.6%まで悪化しています。これは純資産が減少したことが大きく影響しています。今後はさらなる収益力の向上と財務体質の改善が課題となっています。
キャッシュフロー
当社のキャッシュフローは現金及び現金同等物が前期末から188百万円減少し、4,482百万円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは231百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは302百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは117百万円の支出となっています。
配当の支払額
当社は現在、配当を行っていません。業績の回復や財務体質の改善を優先しており、現時点では適切な配当水準を判断できていないようです。今後の業績推移を見守る必要がありますが、配当再開に向けた取り組みに期待が高まっています。
今後の展望
プレミアアンチエイジング株式会社は、主力ブランド「DUO」の立て直しや、新規ブランド「カナデル」「クレイエンス」の育成、インナーケア事業の拡大など、事業構造の改善に注力しています。また、広告宣伝費の見直しやコスト管理の強化など収益性の向上にも取り組んでいます。今後の業績回復と持続的な成長に期待がかかっています。
編集部のまとめ
プレミアアンチエイジング株式会社は化粧品やサプリメントなどの製造・販売を手がける企業で、主力ブランドの立て直しや新規ブランドの育成、コスト管理の強化に取り組んでいます。当期は減収となったものの、経常利益は前年並みを確保できており、収益力の改善が進んでいます。今後は業績の回復と持続的な成長が期待されます。
プレミアアンチエイジング株式会社の決算日や配当についてまとめました。
プレミアアンチエイジング株式会社の決算日は7月31日で、決算発表は通常各四半期末後2ヶ月以内に行われます。また、現在は配当を行っていませんが、業績の回復と財務体質の改善を優先しているため、配当再開に向けた取り組みに期待がかかっています。