株式会社Waqooの第19期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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株式会社Waqooは、「テクノロジーの力で自国の未来に希望を創る」というミッションのもと、D2C事業と再生医療領域のメディカルサポート事業を展開しています。第1四半期決算では、D2C事業の主力商品が好調に推移したものの、メディカルサポート事業の先行投資により全体としては減収減益となりました。今後は、完全子会社化したセルプロジャパンとの連携強化により、様々なシナジー効果が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社Waqoo
証券コード: E36697
決算期: 9月

株式会社Waqooの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社Waqooの決算は9月決算で、第1四半期決算は2023年12月31日が期末となっています。

主な事業

株式会社Waqooは主に2つの事業を展開しています。1つはD2C(Direct to Consumer)事業で、自社開発のオリジナルブランド「HADA NATURE(肌ナチュール)」などの化粧品を自社ECサイトで販売しています。もう1つはメディカルサポート事業で、再生医療領域における「血液由来加工」の受託サービスなどを手掛けています。今後は、完全子会社化したセルプロジャパンとの連携を強化し、事業の拡大を目指します。

今期の業績と利益率は?

第1四半期の売上高は445,878千円となり、前年同期比8.98%減となりました。利益面では営業損失が113,299千円と赤字になりました。これは、メディカルサポート事業における先行投資の影響が大きかったためです。一方、D2C事業は好調に推移し、セグメント利益は53,952千円となりました。

売上・利益の推移

直近の第18期(2022年10月〜2023年9月)では、売上高が287,722千円経常利益が287,722千円と増収増益を達成しました。ただし第1四半期は全体として減収減益となっています。今後はメディカルサポート事業の収益化に向けた取り組みが鍵を握るでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は1,538,633千円となっています。負債は874,515千円、純資産は664,118千円となっています。

資産の部

流動資産は1,526,528千円で、前期末より34,637千円減少しています。これは主に現金及び預金の減少によるものです。一方、固定資産は12,105千円と、前期末より8,161千円減少しています。

負債の部

流動負債は604,301千円と前期末より100,958千円増加しました。これは主に短期借入金の増加によるものです。固定負債は270,214千円と前期末より34,986千円減少しています。

純資産の部

純資産は664,118千円と前期末より108,770千円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失110,388千円の計上により利益剰余金が減少したことによるものです。

ROAとROE

ROAは前期が18.2%と高い水準でしたが、第1四半期では赤字のため低下しています。一方、ROEは前期が37.4%と高い水準を維持しています。今後、メディカルサポート事業の収益化が進めば、両指標の改善が望めるでしょう。

キャッシュフロー

第1四半期のキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは△99,846千円の減少、投資活動によるキャッシュ・フローは△1,171千円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは67,266千円の増加となっています。全体としてはキャッシュ・ポジションが前期末より33,752千円減少しています。

配当の支払額

株式会社Waqooは第1四半期においても無配となっています。前期は無配でしたが、メディカルサポート事業の収益化が進めば、将来的には株主還元の検討も可能となるかもしれません。

今後の展望

2024年1月1日にセルプロジャパンを完全子会社化したことで、再生医療領域での事業連携が強化されます。両社のシナジー効果を最大限に引き出すことで、メディカルサポート事業の収益化を図っていきます。一方、D2C事業も「HADA NATURE」ブランドの競争力強化に注力し、収益拡大を目指します。中期的には、両事業の収益基盤を確立し、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社Waqooの第1四半期決算は、メディカルサポート事業の先行投資影響で減収減益となりましたが、D2C事業は好調に推移しました。今後、完全子会社化したセルプロジャパンとの連携強化によるシナジー効果が期待されます。また、D2C事業の「HADA NATURE」ブランドの競争力強化も重要なポイントとなるでしょう。中長期的な企業価値の向上に向けて、各事業の収益基盤確立が課題となっています。

株式会社Waqooの決算日や配当についてまとめました。

株式会社Waqooの決算は9月決算で、第1四半期決算の期末が2023年12月31日となっています。配当については、第1四半期も無配となりましたが、今後のメディカルサポート事業の収益化進展によっては、株主還元の検討も期待できるかもしれません。

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