フマキラー株式会社の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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フマキラー株式会社の2024年3月期第3四半期の決算報告が発表されました。売上高は503億33百万円と前年同期比8.5%増と、堅調な成長を遂げています。一方で、営業利益は10億49百万円、経常利益は13億56百万円と増益基調にあり、業績を順調に伸ばしています。今後の展開にも期待が高まりそうですね。

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企業情報

企業名: フマキラー株式会社
証券コード: E01007
決算期: 3月期

フマキラー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

フマキラー株式会社の決算期は3月31日で、毎年6月に第4四半期(通期)の決算を、2月に第3四半期の決算を行っています。今回は2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期決算報告となります。

主な事業

フマキラー株式会社は、殺虫剤や家庭用品、園芸用品などの製造・販売を主な事業としており、特に国内外での殺虫剤事業が中核となっています。近年は海外事業の拡大にも力を入れており、東南アジアやヨーロッパなどにも事業展開を広げています。また、シロアリ施工工事などの防疫事業にも注力しており、幅広い事業領域を持つ企業となっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高503億33百万円と前年同期比8.5%の増収となりました。一方で、営業利益は10億49百万円、経常利益は13億56百万円と増益を確保しています。利益率でみると、売上総利益率は28.6%、営業利益率は2.1%と、収益性も着実に改善しています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高は、2023年3月期が617億12百万円、2022年3月期が558億51百万円と、着実な増収基調が続いています。一方で、経常利益は2023年3月期が23億15百万円、2022年3月期が16億45百万円と増益傾向にあります。今期第3四半期は13億56百万円と前年同期比45.4%増と、好調な業績となっています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の貸借対照表をみると、総資産は557億96百万円となっています。前期末比15億74百万円の減少となっています。

資産の部

流動資産は355億24百万円で、前期末比26億68百万円の減少。現金及び預金が85億70百万円、売掛金が103億13百万円となっています。一方、固定資産は202億71百万円で、前期末比10億94百万円の増加となっています。

負債の部

流動負債は274億95百万円で、前期末比23億17百万円の減少。短期借入金が110億52百万円、支払手形及び買掛金が75億20百万円となっています。固定負債は37億54百万円で、前期末比9億13百万円の増加となっています。

純資産の部

純資産は245億46百万円で、前期末比16億56百万円の増加となっています。利益剰余金は91億17百万円、為替換算調整勘定が24億60百万円と大きな割合を占めています。自己資本比率は39.7%と、一定の財務健全性を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は、前期の2.9%から当期第3四半期の2.4%に低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期の9.4%から当期第3四半期の0.1%と大幅に低下しています。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益が37百万円と前年同期比で大幅減少したことによるものです。収益性の向上と財務体質の強化が課題となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で大幅に増加したと予想されます。また、投資活動によるキャッシュ・フローも前年同期比で改善傾向にあるものと考えられます。一方で、財務活動によるキャッシュ・フローは借入金の返済などにより減少しているものと推察されます。

配当の支払額

当社は年2回の配当を行っており、2023年6月の期末配当は1株当たり22円、2023年12月の中間配当は1株当たり22円と、年間配当金は44円を見込んでいます。株主還元については、一定水準を維持しつつ、事業投資にも注力していく方針です。

今後の展望

今後の成長戦略としては、国内外での殺虫剤事業の拡大、防疫事業の強化、新規事業の開発などが挙げられます。特に海外事業の強化に注力しており、東南アジアやヨーロッパでのプレゼンス向上を目指しています。また、シロアリ施工工事などの防疫事業も収益の柱として育てていく計画です。今後も新規事業の創出にも取り組み、より一層の成長を目指していきます。

編集部のまとめ

フマキラー株式会社は、国内外での殺虫剤事業や防疫事業を中心に、売上高と利益の着実な成長を遂げている企業です。第3四半期決算では、売上高が前年同期比8.5%増加し、経常利益も45.4%増加と好調な業績を示しています。今後は、海外事業の拡大や新規事業の開発などにも注力し、さらなる成長を目指していくものと期待されます。株主還元面でも、安定配当の維持に努めるなど、株主への利益還元にも力を入れている点が評価できます。

フマキラー株式会社の決算日や配当についてまとめました。

フマキラー株式会社の決算日は3月31日で、年2回(6月と12月)配当を行っています。今期の年間配当金は1株当たり44円を予定しており、株主還元に積極的な姿勢が窺えます。また、業績面でも好調に推移しており、今後の成長に期待がかかっています。

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