株式会社MORESCOの第67期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社MORESCOの四半期決算報告書が公開されました。特殊潤滑油ホットメルト接着剤などの製品で知られるこの会社の、2024年3月から5月までの第1四半期の業績を見ていきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社MORESCO
証券コード: 50180
決算期: 2024年2月29日

株式会社MORESCOの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社MORESCOの決算日は2月末となっています。決算は年に1回、5月に発表されることになっています。

主な事業

株式会社MORESCOは、潤滑油ホットメルト接着剤素材などの製造・販売を行う総合化学メーカーです。世界中の顧客に向けて特殊潤滑油や自動車用部品向け製品、電子機器向けのホットメルト接着剤などを供給しています。

今期の業績と利益率は?

今期の第1四半期は、売上高8,254百万円営業利益189百万円と前年同期比で増収・減益となりました。売上高は前年同期比8.7%増と好調でしたが、販売費及び一般管理費の増加により営業利益は26.3%減となりました。経常利益は為替差益の増加などにより13.8%増となっています。

売上・利益の推移

直近の決算期である2024年2月期通期の売上高は31,886百万円、経常利益は1,826百万円と、前期からそれぞれ4.2%、14.0%の増加となっています。好調な業績を維持できているようですね。

四半期連結貸借対照表について

2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が37,367百万円、負債が13,778百万円、純資産が23,588百万円となっています。前期末からバランスシートは改善されており、健全な財務状況を維持できていると評価できます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が642百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が295百万円、商品及び製品が348百万円増加しています。有形固定資産と無形固定資産も増加しており、事業拡大に向けた投資が進んでいるようです。

負債の部

負債の部では、長期借入金が303百万円減少しており、前期末からの債務削減が進んでいます。その他の流動負債も増加しています。

純資産の部

純資産の部では、為替換算調整勘定が474百万円増加しており、海外事業の業績が好調に推移していることがうかがえます。自己資本比率も54.9%と財務体質は健全といえるでしょう。

ROAとROE

ROAは前期の4.9%から当期4.9%と同水準を維持しており、また、ROEも前期の5.5%から当期5.2%と高い水準を保っています。これらの指標から、経営資源の効率的活用と収益力の高さが伺えます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが372百万円のプラスと好調でした。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは△383百万円と設備投資等に支出がありました。財務活動によるキャッシュ・フローも△252百万円と借入金返済や配当金支払いなどがあったため、現金及び現金同等物は642百万円減少しています。

配当の支払額

2024年5月30日開催の定時株主総会において、1株当たり25円の配当が決議されています。前期の20円から5円増配となっており、株主への利益還元に積極的な姿勢が窺えます。

今後の展望

将来的には、海外事業の拡大や新製品の開発などにより、さらなる業績拡大が期待できそうです。また、財務体質の健全性も高いことから、今後の事業展開や株主還元にも期待が高まりそうです。

編集部のまとめ

株式会社MORESCOは、特殊潤滑油やホットメルト接着剤などの製品で高い評価を得ている化学メーカーです。今期の第1四半期は増収となり、海外事業の好調と為替の影響で経常利益も前年同期比で増加しています。財務体質も健全で、株主への利益還元にも積極的な姿勢が見られます。今後の成長にも期待が持てる企業だと言えるでしょう。

株式会社MORESCOの決算日や配当についてまとめました。

株式会社MORESCOの決算日は2月末で、決算の発表は5月に行われています。また、同社は株主への利益還元にも積極的で、直近の配当は1株当たり25円と、前期から5円増配となっています。業績が好調な同社の今後の動向にも注目が集まりそうですね。

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