出光興産株式会社の第109期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

出光興産の最新決算がリリースされました!収益の改善財務体質の強化が進んでいることが分かりますね。今期の業績はとても好調だったようです。

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企業情報

企業名: 出光興産株式会社
証券コード: 50190
決算期: 3月期

出光興産株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

出光興産株式会社の決算日は3月31日で、年に1回の決算を行っています。また、四半期決算も実施しており、今回の四半期報告書はその一部です。

主な事業

出光興産は石油・石化事業を中心に、基礎化学品事業高機能材事業電力・再生可能エネルギー事業資源事業などを展開しています。主力の燃料油事業では国内外での製品販売、石油精製、石油開発などを手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当期の業績は売上高6.4兆円営業利益2,937億円と前年同期と比べて売上は減少したものの、営業利益は前年並みの水準を維持できています。営業利益率は4.6%と安定した収益性を確保できています。

売上・利益の推移

直近3年間の業績推移を見ると、売上高は7.2兆円→6.4兆円と減少傾向にあり、一方で営業利益は2,989億円→2,937億円と比較的安定した水準を維持できています。経常利益も3,273億円と健闘しています。

四半期連結貸借対照表について

当社の資産合計は5.2兆円で、前期末比で4,068億円の増加となりました。資産の増加は主に棚卸資産の増加によるものです。一方、負債合計は3.4兆円で、前期末比2,049億円の増加となりました。

資産の部

資産の部では、流動資産が前期末比3,948億円増加して3.1兆円となりました。これは主に棚卸資産の増加によるものです。固定資産は前期末比120億円増加の2.1兆円となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が前期末比2,037億円増加して2.4兆円となりました。これは主に買掛金の増加によるものです。固定負債は前期末比12億円増加の1.1兆円となっています。

純資産の部

純資産の部では、自己資本比率が34.5%と前期末比1.3ポイント改善しています。ネットD/Eレシオも0.7倍と健全な水準となっています。

ROAとROE

出光興産のROA(総資産利益率)は6.3%ROE(自己資本利益率)は17.1%となっています。ROAはやや低下傾向にあるものの、ROEは中期経営計画の目標10%以上を達成できる見込みです。収益性の改善と自己資本の効率的運用が進んでいると評価できます。

キャッシュフロー

当期の営業活動によるキャッシュフローは7,295億円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュフローは3,472億円の支出、財務活動によるキャッシュフローは6,353億円の支出となっています。全体として現金及び現金同等物は9,192億円と高水準を維持しています。

配当の支払額

出光興産は株主還元を重視しており、年間配当金は1株当たり160円を下限として実施する方針です。当期は中間配当として1株当たり80円を支払い、期末配当も一定額を検討しています。

今後の展望

出光興産は2023年度から2025年度までの新中期経営計画を策定しています。その中でROE10%以上総還元性向50%以上などの財務目標を新たに設定しました。中期的な企業価値の向上に向けて、収益力の強化と効率的な資本運営を推進していく方針です。

編集部のまとめ

出光興産の2023年3月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに良好な結果となりました。収益性の改善やキャッシュ水準の確保など、財務体質の強化も進展しています。今後の中期経営計画に基づく各種施策の成果に期待が高まりますね。

出光興産株式会社の決算日や配当についてまとめました。

出光興産は3月31日を決算日とし、年に1回の本決算のほか、四半期決算も実施しています。配当金は1株当たり160円を下限とする方針で、安定的な株主還元を目指しています。今後の業績に期待が高まる企業であると言えるでしょう。

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