セカンドサイトアナリティカ株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。売上高が前年同期比で32.0%も増加し、営業利益、経常利益、四半期純利益もそれぞれ大幅に増加したことがわかりました。データサイエンス人材の採用強化が功を奏し、アナリティクスコンサルティングやAIプロダクトの事業が順調に推移しているようですね。今後の業績にも期待が高まりそうです。
企業情報
企業名: セカンドサイトアナリティカ株式会社
証券コード: 50280
決算期: 12月決算
セカンドサイトアナリティカ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
セカンドサイトアナリティカ株式会社は2023年12月22日開催の臨時株主総会で決算期(事業年度の末日)を3月31日から12月31日に変更しています。従って、前事業年度は2023年4月1日から2023年12月31日までの9か月間、当事業年度は2024年1月1日から2024年12月31日までとなります。
主な事業
セカンドサイトアナリティカ株式会社は、アナリティクス・AIサービス事業を展開しています。データの収集、分析、AI活用の支援などを通じて、企業の課題解決やビジネス改善を支援しています。アナリティクスコンサルティングやAIプロダクトの提供を主な事業としており、様々な業界の顧客に対してサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期累計期間の業績は、売上高が256,420千円と前年同期比32.0%増、営業利益が35,621千円、経常利益が35,371千円、四半期純利益が24,136千円となり、いずれも大幅な増加となりました。特に営業利益率は13.9%と高水準を維持しており、収益性が向上していることがわかります。
売上・利益の推移
当第1四半期の売上高は256,420千円と前年同期比で32.0%の増加となりました。これはアナリティクスコンサルティングやAIプロダクトの導入が順調に推移したことが主な要因です。
また、営業利益、経常利益、四半期純利益もそれぞれ大幅な増加となり、収益性の向上が見られます。今後も事業の拡大が期待できそうです。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期会計期間末の総資産は867,856千円となり、前事業年度末に比べて78,293千円増加しました。流動資産が635,484千円、固定資産が232,372千円となっています。
資産の部
流動資産の主な内訳は、現金及び預金が416,251千円、売掛金及び契約資産が181,370千円となっています。固定資産では、ソフトウエアが56,920千円、投資有価証券が67,440千円となっています。
負債の部
負債合計は177,053千円で、主な内訳は短期借入金の30,000千円、未払法人税等が16,971千円となっています。
純資産の部
純資産合計は690,802千円となり、前事業年度末に比べて47,917千円増加しています。これは主に利益剰余金の増加によるものです。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は4.1%、ROE(自己資本利益率)は3.5%となっています。前年同期と比べて大幅に改善しており、収益性の向上が確認できます。これは、アナリティクスコンサルティングやAIプロダクトの売上増加などによる利益の拡大が寄与しているものと考えられます。
キャッシュフロー
当第1四半期会計期間のキャッシュ・フローの状況は公表されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは35,621千円の黒字となり、前年同期と比べて大幅に改善しているものと推測されます。これは主に、売上の増加により収益性が高まったことによるものと考えられます。
配当の支払額
セカンドサイトアナリティカ株式会社は、当第1四半期会計期間において配当を実施しておりません。今後の業績や財務状況を踏まえて、株主還元策を検討していくものと期待されます。
今後の展望
セカンドサイトアナリティカ株式会社は、データサイエンス人材の採用強化などに取り組んでおり、アナリティクスコンサルティングやAIプロダクトの提供を通じて、今後も売上と利益の拡大が期待できると考えられます。経済環境の不確定要素はありますが、同社の強みを生かした事業展開により、さらなる成長が期待されます。
編集部のまとめ
セカンドサイトアナリティカ株式会社の2024年第1四半期決算は大変好調でした。売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益が全て増加し、収益性も大幅に改善しています。データサイエンス人材の採用強化施策の効果も出ており、今後の成長が期待できそうです。配当については言及がありませんでしたが、業績の継続的な向上に期待したいところです。
セカンドサイトアナリティカ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
セカンドサイトアナリティカ株式会社は2023年12月に決算期を3月31日から12月31日に変更しました。当第1四半期(2024年1月1日~3月31日)の業績は好調で、売上高、利益ともに大幅に増加しました。一方、配当については未定となっています。今後の業績推移と株主還元策に注目が集まります。