株式会社POPERの第10期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社POPERの2024年4月期の決算報告が発表されました。POPER社は「『教える』をなめらかに」というミッションを掲げ、学習塾などの教育事業者向けのクラウドサービス「Comiru」を展開しています。今期は新規顧客の獲得や既存顧客のアップセル・クロスセルなどが順調に推移し、売上高が大幅に増加しました。利益面でも増益を果たし、業績は堅調に推移しているようです。

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企業情報

企業名: 株式会社POPER
証券コード: E38036
決算期: 2024年10月期

株式会社POPERの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社POPERの決算日は10月31日です。決算発表は毎年12月頃に行われています。

主な事業

株式会社POPERの主力事業は、教育事業者向けのクラウドサービス「Comiru」の開発・提供です。「Comiru」は学習塾などの教育機関の業務を効率化するコミュニケーションツールで、生徒管理や教室スケジュール管理、請求管理などの機能を提供しています。また、同社は2024年5月に株式会社ティエラコムの学習塾経営支援システム「BIT CAMPUS」の事業を承継するなど、教育業界に特化したサービスを展開しています。

今期の業績と利益率は?

2024年4月期第2四半期の業績は、売上高が470,987千円と前年同期比で15.7%の増加となりました。売上総利益も352,306千円と前年同期比17.3%の増加を果たしています。一方で広告宣伝費などの販管費が増加したものの、営業利益は23,492千円と前年同期比3.5%の増加となりました。

売上・利益の推移

最近の業績推移を見ると、売上高・営業利益ともに右肢上がりで推移しています。売上高は前事業年度の829,201千円から着実に増加し、2024年10月期には900,000千円を超える見込みです。営業利益についても、前事業年度の33,089千円から着実に増加傾向にあり、2024年10月期は40,000千円前後を目指しているようです。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

2024年4月期第2四半期末の資産合計は997,649千円となり、前事業年度末から119,205千円増加しています。流動資産は891,342千円と前事業年度末から119,150千円増加しており、現金及び預金が741,847千円と順調に積み上がっています。固定資産は106,306千円と微増しています。

負債の部

負債合計は345,585千円と前事業年度末から104,967千円増加しています。長期借入金が169,022千円と大幅に増加しています。一方、流動負債は176,563千円と前事業年度末から34,348千円増加しています。

純資産の部

純資産合計は652,063千円と前事業年度末から14,238千円増加しています。四半期純利益の計上12,767千円や新株予約権の行使に伴う資本金・資本準備金の増加などが主な要因です。

ROAとROE

ROAは前事業年度の3.0%から当事業年度第2四半期は2.5%と若干低下しています。一方でROEは前事業年度の4.0%から当事業年度第2四半期は4.0%と横ばいで推移しています。これは、資産効率を示すROAは低下したものの、財務レバレッジの上昇による株主資本利益率の改善により、ROEは維持できているためと考えられます。

キャッシュフロー

当事業年度第2四半期のキャッシュフローをみると、営業活動によるキャッシュフローは▲5,987千円の支出超過となりました。一方で、財務活動によるキャッシュフローは90,422千円の収入超過です。これにより現金及び現金同等物の残高は前事業年度末から82,251千円増加し、741,847千円となりました。

配当の支払額

株式会社POPERは創業以来、配当を行っていません。今後の配当実施については、業績動向や財務状況を勘案しつつ検討していくとしていますが、当面は内部留保の充実に注力し、事業拡大に向けた投資に充当する方針のようです。

今後の展望

株式会社POPERは、「Comiru」の機能強化やシステムの拡張などに取り組み、新規顧客の獲得とともに既存顧客からのアップセルやクロスセルも推進していく方針です。また、2024年5月には株式会社ティエラコムの学習塾経営支援システム「BIT CAMPUS」の事業を承継し、顧客基盤の拡大と競争力の強化を図っていきます。今後も教育DXの推進役として、学習塾や教育機関の業務効率化に貢献していくことが期待されています。

編集部のまとめ

株式会社POPERの2024年4月期第2四半期決算は、「Comiru」サービスの好調な推移に加え、新たな事業の承継などにより、売上高・利益ともに順調に増加しています。財務面でも、借入金の増加により有利子負債が増えているものの、手元流動性も高く、健全な経営基盤を維持しています。今後は「BIT CAMPUS」の事業統合などにより、さらなる成長が期待できそうです。

株式会社POPERの決算日や配当についてまとめました。

株式会社POPERの決算日は10月31日で、決算発表は毎年12月頃に行われています。また、同社は創業以来、配当を実施していません。今後の配当実施については、業績動向や財務状況を見ながら検討していくとしていますが、当面は内部留保の充実に注力し、事業拡大に向けた投資に充当する方針のようです。

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