株式会社jig.jpは、人気のライブ配信プラットフォーム「ふわっち」を運営する会社です。最新の決算報告によると、売上高は9,055,692千円と前年同期比で15.7%増加し、経常利益は1,312,497千円と87.7%も増加しています。人気の配信プラットフォームの成長が業績にも大きく寄与していることがわかります。
企業情報
企業名: 株式会社jig.jp
証券コード: 52440
決算期: 2023年3月31日
株式会社jig.jpの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社jig.jpの決算日は3月31日です。第3四半期決算発表は2024年2月14日に行われます。
主な事業
株式会社jig.jpは、国内最大級のライブ配信プラットフォーム「ふわっち」の運営が主な事業です。ユーザーが気軽にライブ配信を行え、視聴者とのコミュニケーションが活発に行われています。配信者とファンをつなぐサービスを提供し、ライブ配信市場の成長を牽引しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は売上高9,055,692千円、経常利益1,312,497千円と大幅な増収増益を達成しました。営業利益率は14.3%と高水準の収益性を維持しており、ライブ配信プラットフォームとしてのサービスの強さが示されています。
売上・利益の推移
過去3年間の推移を見ると、売上高は年々増加し、経常利益も2023年3月期には10億円を突破するなど、着実な業績拡大を遂げてきました。人気配信プラットフォームとしての地位を確立し、収益力も向上していることが分かります。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は5,112,556千円となり、前連結会計年度末から859,870千円増加しました。負債は2,204,029千円で、純資産は2,908,526千円と健全な財務体質を維持しています。
資産の部
流動資産は4,081,365千円と大半を占め、うち現金及び預金が2,721,662千円と手元流動性が高い状態です。固定資産は1,031,190千円で、主に繰延税金資産と投資その他の資産で構成されています。
負債の部
流動負債は1,840,013千円で、主な内訳は未払金と未払法人税等です。固定負債は364,016千円で、長期借入金が大半を占めています。
純資産の部
純資産は2,908,526千円と、前連結会計年度末から772,498千円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。自己資本比率は56.87%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは前年同期比で1.58ポイント上昇し、当第3四半期連結累計期間は17.21%となっています。また、ROEも同様に4.01ポイント上昇し、24.63%と高い水準にあります。これは業績の大幅な拡大と資本効率の向上を示しており、企業価値向上に寄与しています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,095,461千円の収入となり、前年同期比では394,312千円の増加となっています。これは主に税金等調整前四半期純利益の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは13,480千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは159,020千円の支出となっています。
配当の支払額
当期より配当を開始する方針です。2023年12月14日に創業20周年記念配当2.29円/株を実施しました。今後も株主還元を重視し、配当性向30%以上を目指す方針です。
今後の展望
ライブ配信市場の更なる成長に期待がかかる中、当社は「ふわっち」のサービス改善に注力し、ユーザー数の拡大と利用促進を図っていく方針です。また、新たな収益源の開拓にも取り組み、事業の多角化も検討していきます。今後も高い収益性と持続的な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社jig.jpは、国内最大級のライブ配信プラットフォーム「ふわっち」を運営する企業です。最新の決算では売上高、経常利益ともに大幅増加を果たし、収益性の高さが確認できました。財務体質も健全で、今期初の配当実施など、株主還元にも意欲的です。今後も市場成長に合わせた業績拡大が期待できるでしょう。
株式会社jig.jpの決算日や配当についてまとめました。
株式会社jig.jpの決算日は3月31日で、第3四半期の決算発表は2024年2月14日に行われます。また、同社は今期より配当を開始し、2023年12月14日に創業20周年記念配当として1株当たり2.29円を支払いました。今後も株主還元を重視し、30%を目指す配当性向を掲げています。決算内容と合わせて、株主にとって好材料の内容と言えるでしょう。