ノバシステム株式会社の最新の決算報告をご紹介します。システムインテグレーションの売上が好調で、全体の売上高は前年同期比18.8%増と大幅な伸びを示しました。利益面でも経常利益が前年同期比6.9%増と順調に推移しています。今期の業績は全体的に堅調な結果となっており、今後の成長に期待が高まりますね。
企業情報
企業名: ノバシステム株式会社
証券コード: 52570
決算期: 2024年3月期
ノバシステム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ノバシステム株式会社の決算期は3月31日となっています。決算発表は5月中旬に行われます。
主な事業
ノバシステム株式会社は、システムインテグレーション事業とクラウドサービス事業を中心に事業を展開しています。主な事業内容は、ITコンサルティング、ソフトウェア開発、クラウドサービスの提供などで、幅広い分野でITソリューションを提供しています。大手企業を中心に多数の顧客を持ち、急速な事業成長を遂げている企業です。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は売上高1,584百万円(前年同期比18.8%増)、経常利益160百万円(前年同期比6.9%増)となりました。売上高は好調に推移し、利益率も前年同期から改善傾向にあります。主力のシステムインテグレーション事業の受注拡大が寄与しており、全体として好調な決算内容になっています。
売上・利益の推移
ノバシステム株式会社の売上高は過去3年間で約21%増加しており、堅調な成長傾向にあります。特に当期の第1四半期は売上高が大幅に増加しました。一方で経常利益も同期間で約8%増加しており、着実に収益性も高まってきています。今後も売上高と利益の両面で好performances が期待できそうですね。
四半期連結貸借対照表について
ノバシステム株式会社の最新の四半期連結貸借対照表を確認すると、優れた財務体質を維持していることが分かります。
資産の部
当第1四半期末の総資産は3,648百万円と、前事業年度末に比べて265百万円増加しています。流動資産では売掛金及び契約資産が172百万円増加するなど、事業拡大に伴う資産増加が見られます。
負債の部
一方で負債合計は1,729百万円と、前事業年度末に比べて144百万円増加しています。借入金の増加などにより、財務leverage がやや高まっている状況です。
純資産の部
純資産は1,918百万円となり、前事業年度末から121百万円増加しました。自己資本比率も52.6%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ノバシステム株式会社のROA(総資産経常利益率)は4.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は5.8%となっています。前年同期に比べROAは改善傾向にありますが、ROEは横ばいで推移しています。今後の事業拡大に伴う収益力の向上により、両指標の上昇が期待できそうです。
キャッシュフロー
当第1四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは99百万円のプラスとなり、前年同期に比べ増加しています。営業活動の収支が改善傾向にあるため、今後の事業展開に必要な資金を確保できる見通しです。投資活動や財務活動によるキャッシュ・フローも安定的に推移しており、全体としてキャッシュ・ポジションは良好といえます。
配当の支払額
ノバシステム株式会社は現時点で配当を実施していません。成長投資に注力している段階であり、配当の実施は今後の課題と考えられます。株主還元策については、業績や財務状況の改善に合わせて検討されていくと見られます。
今後の展望
ノバシステム株式会社は、システムインテグレーション事業の好調な受注を背景に、今期も売上高と利益の増加が見込まれます。また、クラウドサービス事業も順調に推移しており、全体としての収益力の強化が期待できます。さらに、財務体質の健全性も保たれていることから、今後の事業拡大が期待できる企業といえるでしょう。
編集部のまとめ
ノバシステム株式会社の最新決算では、売上高と利益の増加が確認できました。顧客基盤の強化と収益力の向上により、企業価値の向上が期待できる銘柄だと言えます。今後の事業展開に注目していきたいと思います。
ノバシステム株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ノバシステム株式会社の決算日は3月31日で、毎年5月中旬に決算発表が行われます。配当については、現時点では実施されていませんが、今後の業績や財務状況に応じて検討されていくものと考えられます。