三谷セキサン株式会社の第91期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

三谷セキサン株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。主力のコンクリートパイル部門の需要は減少したものの、販売強化や原価管理の改善により収益は大幅に改善しました。顧客ニーズに合わせた商品開発や新分野への技術開発に取り組み、着実な業績拡大を目指しています。

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企業情報

企業名: 三谷セキサン株式会社
証券コード: 52730
決算期: 3月期

三谷セキサン株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三谷セキサン株式会社の決算期は3月期で、主な決算スケジュールは以下の通りです。
– 第3四半期決算: 2023年12月期第3四半期(2023年4月1日~12月31日)
– 本決算: 2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)

主な事業

三谷セキサン株式会社はコンクリート二次製品や情報関連製品の製造・販売を行う企業です。主力製品はコンクリートパイル、コンクリート二次製品などで、建築基礎工事や河川・港湾工事、道路工事などに使用されています。また情報関連製品としては、業務用コンピューターの販売や情報システムの構築などを手掛けています。更に、ホテルや環境衛生事業なども展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、主力のコンクリートパイル部門の需要減少により売上高が618億円(前年同期比4.0%減)となりましたが、販売強化や原価管理の改善により営業利益は89億48百万円(同30.5%増)、経常利益は101億6百万円(同31.3%増)と大幅に増益となりました。利益率も向上し、営業利益率は14.5%に上昇しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と営業利益の推移を見ると、売上高は860億円前後で推移しており、営業利益は90億円台から110億円台と堅調に推移しています。コロナ禍の影響を受けた前年度に比べ、当第3四半期は大幅な増益となりました。今後も需要回復とコスト管理の改善により、売上高・利益の増加が期待できます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,176億16百万円と前期末比125億81百万円増加しました。これは主に投資有価証券の時価評価による増加によるものです。一方、負債は345億9百万円と前期末比9億85百万円増加しました。純資産は831億7百万円と前期末比115億96百万円増加しており、自己資本比率は69.2%と高水準となっています。

資産の部

総資産の増加は主に投資有価証券の増加によるものです。企業体質の強化に向けて設備投資やM&Aなどにも積極的に取り組み、事業基盤の拡充を進めています。

負債の部

負債は前期末比9億85百万円増加しましたが、長期借入金の減少により財務体質の改善が進んでいます。安定した収益基盤の構築により、今後さらなる負債圧縮が期待できます。

純資産の部

純資産は前期末比115億96百万円増加しました。これは利益剰余金の増加その他有価証券評価差額金の上昇によるものです。財務の健全性が高まり、株主還元の拡充などに寄与することが期待されます。

ROAとROE

当社のROAは7.2%、ROEは9.7%と、ともに高水準を維持しています。収益性の高い事業ポートフォリオの構築と資本効率の向上に努め、企業価値の最大化を目指しています。今後も経営資源の有効活用とコスト管理の改善により、両指標の更なる向上が期待できます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは未発表ですが、営業活動によるキャッシュ・フローは堅調に推移しているものと見られます。設備投資や株主還元にも積極的に取り組んでおり、財務体質の強化と株主還元の充実に努めています。

配当の支払額

当社は株主還元を重視しており、当第3四半期では1株当たり40円の中間配当を実施しました。通期では前期比5円増の85.5円の配当を予定しており、配当性向は38.2%と業界平均を上回る水準となっています。堅調な業績を背景に、今後も高水準の株主還元が期待できます。

今後の展望

三谷セキサン株式会社は、建設需要の回復と自社技術の進化により、更なる業績拡大を目指しています。コンクリートパイルをはじめ、建設現場のニーズに合わせた新製品の開発や、IoT活用によるスマート工場の構築など、自社の競争力強化に注力しています。加えて、ホテル事業の業績回復や環境関連事業の収益基盤の強化にも取り組んでおり、持続的な成長を目指しています。

編集部のまとめ

三谷セキサン株式会社は、コンクリート二次製品分野での圧倒的なトップブランドを誇る企業です。主力製品であるコンクリートパイルの需要は一時的に減少しましたが、販売力の強化と生産性の改善により収益力を大幅に高めています。今後も建設需要の回復と新技術の開発により、持続的な成長が期待できます。株主還元も手厚く、投資家にとっても魅力的な銘柄と言えるでしょう。

三谷セキサン株式会社の決算日や配当についてまとめました。

三谷セキサン株式会社の決算期は3月期で、第3四半期決算(2023年4月1日~12月31日)が発表されました。当期は主力のコンクリートパイル部門の需要減少があったものの、販売力と生産性の向上により大幅な増益となりました。高配当も継続しており、今後の成長が期待できる企業です。

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