ダントーホールディングス株式会社の第197期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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ダントーホールディングス株式会社の2024年3月期第1四半期決算が公表されました。業績の回復に向けて着実に取り組んでいるという素晴らしい結果となっています。今期の業績やキャッシュフロー、財務状況などをご紹介します。

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企業情報

企業名: ダントーホールディングス株式会社
証券コード: 53370
決算期: 12月期

ダントーホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ダントーホールディングス株式会社の決算日は12月31日です。第1四半期の決算発表は5月15日に行われました。

主な事業

ダントーホールディングス株式会社は、建設用陶磁器等事業不動産事業を主要な事業としています。建設用陶磁器事業では、タイルやセラミックス製品の製造・販売を行っています。また不動産事業では、アセットマネジメントやオフィスビルの賃貸などを手がけています。さらに新たな取り組みとして、住宅金融事業発電機事業にも進出しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高16億23百万円と前年同期に比べ4億35百万円の増収となりました。また営業損失は1億6百万円と赤字が縮小しており、着実な業績回復が見られます。利益率については、営業利益率は-6.5%と改善の余地があるものの、一定の収益性は維持できている状況です。

売上・利益の推移

ダントーホールディングスの売上高は、2023年12月期は55億54百万円でしたが、2024年3月期第1四半期は16億23百万円と着実に増加しています。一方で、利益面では第1四半期で1億28百万円の経常損失を計上したものの、前年同期の1億76百万円の経常損失から大幅に改善されています。今後の業績にも期待が高まっています。

四半期連結貸借対照表について

ダントーホールディングスの2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は121億72百万円と前連結会計年度末に比べて2億13百万円増加しています。一方、負債は24億75百万円と1億99百万円減少しており、財務体質の改善が進んでいることがわかります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が5億72百万円増加したほか、投資有価証券が3億23百万円増加しています。一方で、建設仮勘定が6億24百万円減少しました。

負債の部

負債の部では、短期借入金が44百万円減少しているほか、未払法人税等が22百万円減少するなど、着実に有利子負債の圧縮が進んでいます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が75百万円増加したほか、為替換算調整勘定が284百万円増加しています。この結果、純資産は96億97百万円と前連結会計年度末から4億12百万円増加しました。

ROAとROE

ダントーホールディングスのROAは第1四半期で-0.9%となっています。一方、ROEは第1四半期で0.8%となっており、徐々に収益性が改善してきていることが分かります。今後の事業展開次第では、さらなる収益力の向上が期待できるでしょう。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローでは、投資活動によるキャッシュ・フローが2億58百万円のプラスとなりました。これは固定資産の売却による収入が増加したためです。一方、営業活動によるキャッシュ・フローは1億1百万円のマイナスとなっていますが、今後の売上拡大とコスト削減により現金収支の改善が期待されます。

配当の支払額

当第1四半期において、ダントーホールディングスは配当を行っていません。今後の業績回復に合わせて、株主還元の強化にも期待がかかっています。

今後の展望

ダントーホールディングスは、建設用陶磁器事業では販売体制の強化高付加価値商品の拡販、不動産事業では新規顧客の開拓遊休不動産の活用に取り組んでいます。また、新しい事業分野での収益拡大も目指しており、中長期的な成長が期待できる企業といえます。

編集部のまとめ

ダントーホールディングス株式会社の2024年3月期第1四半期決算は、売上高の増加と損失の縮小など、業績の回復に向けて着実に進展していることがわかりました。財務体質の改善も進み、今後の事業展開に期待がかかっています。特に、新規事業の育成と既存事業の収益力向上に注目していきたいと思います。

ダントーホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ダントーホールディングス株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算の発表は5月15日に行われました。当第1四半期では配当は行われていませんが、今後の業績回復に合わせて、株主還元の強化も期待できると考えられます。

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