株式会社エーアンドエーマテリアルの第24期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社エーアンドエーマテリアルの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。この企業は建設資材の製造・販売や関連工事を手掛けており、主力商品の「けい酸カルシウム板」が非住宅市場を中心に好調に推移しています。当期の売上高は前年同期比4.3%増の30,412百万円となり、経常利益は135.4%増の1,357百万円と大幅な増益となりました。住宅・建設需要の回復を背景に、同社の業績は堅調な推移を見せています。

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企業情報

企業名: 株式会社エーアンドエーマテリアル
証券コード: 53910
決算期: 3月期

株式会社エーアンドエーマテリアルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社エーアンドエーマテリアルは3月期決算を行っており、第3四半期は2023年12月31日が期末となります。通常の決算は3月末日が決算日となり、四半期決算は6月、9月、12月、3月の各末日が期末日となっています。

主な事業

株式会社エーアンドエーマテリアルは、建設資材の製造・販売を中心事業としています。主力商品の「けい酸カルシウム板」は、建物内装の不燃化に用いられる注目の建材で、同社はこの分野で大手メーカーの地位を築いています。また、工事部門も手掛けており、建設現場での施工管理や石綿除去工事なども手がけています。近年は保温・築炉関連や環境・エネルギー関連の事業にも注力しており、事業領域を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

今期の2023年12月期第3四半期は、売上高が30,412百万円と前年同期比4.3%の増収となりました。利益面では、営業利益が1,289百万円と135.6%の大幅増益経常利益は1,357百万円と135.4%の大幅増益となりました。売上高に対する利益率も大幅に改善されており、事業の収益性が高まっていることがわかります。

売上・利益の推移

同社の売上高は、2022年3月期には39,200百万円、今期の2023年12月期第3四半期では30,412百万円と、好調な推移が続いています。利益面でも、2022年3月期の経常利益1,453百万円から、今期第3四半期では1,357百万円と高水準を維持しています。建設需要の回復を背景に、主力商品の販売が堅調に推移していることが業績向上につながっています。

四半期連結貸借対照表について

同社の2023年12月期第3四半期末の四半期連結貸借対照表では、総資産が39,426百万円となり、前期末比1,247百万円の増加となりました。負債は21,279百万円と398百万円の減少、純資産は18,147百万円と1,646百万円の増加となっています。自己資本比率は46.0%となり、財務体質の改善が進んでいることがわかります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金、電子記録債権の増加により、流動資産が20,347百万円と増加しています。固定資産は19,079百万円で、前期末とほぼ変わらない水準を維持しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金、未払法人税等が増加した一方で、短期借入金が減少しています。これにより、総負債は21,279百万円と前期末から398百万円減少しました。

純資産の部

純資産の部は、利益剰余金の増加などにより18,147百万円と1,646百万円増加しています。自己資本比率は46.0%と高水準を維持しており、財務基盤が強化されていることがわかります。

ROAとROE

株式会社エーアンドエーマテリアルのROA(総資産利益率)は前期末時点で4.6%、ROE(自己資本利益率)は5.6%となっています。今期第3四半期では、業績が大幅に改善したことから、ROA、ROEともに大幅な上昇が期待されます。今後も収益性の向上と財務体質の強化により、ROA、ROEの改善が続くことが望まれます。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローについては、営業活動によるキャッシュ・フローが堅調に推移しており、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローも安定的に推移しています。また、財務活動においては、必要に応じて借入金の返済や配当金の支払いが行われています。全体として、同社のキャッシュ・ポジションは良好な水準を維持できていると評価できます。

配当の支払額

株式会社エーアンドエーマテリアルは、株主への利益還元を重視しており、年2回の配当を実施しています。直近の2023年6月期の年間配当金は50円(うち中間配当25円)、2023年12月期の中間配当は25円と、配当性向も高い水準を維持しています。今後も業績の伸張に合わせて、株主還元の拡大が期待されます。

今後の展望

同社は、建設需要の改善と自社商品の競争力強化により、今後も安定的な業績拡大が見込まれます。特に、環境対応や省エネ性能に優れた不燃建材の需要は高まりが続くと予想され、同社の主力商品である「けい酸カルシウム板」の販売が大きく伸びる可能性があります。また、保温・築炉関連や環境・エネルギー関連の事業も成長が期待できます。加えて、国内外での市場開拓と受注増加にも期待が高まっています。

編集部のまとめ

株式会社エーアンドエーマテリアルは、建設・建材事業と工業製品・エンジニアリング事業を中核として、堅調な業績を遂げています。主力商品の不燃建材や保温・築炉関連製品の販売が好調で、事業全体の収益性も大幅に改善されています。今後も、建設需要の回復と新分野への展開により、さらなる業績拡大が期待されます。株主還元にも積極的な同社は、今後も注目の企業といえるでしょう。

株式会社エーアンドエーマテリアルの決算日や配当についてまとめました。

株式会社エーアンドエーマテリアルは3月期決算を行っており、第3四半期は2023年12月31日が期末となります。同社は年2回の配当を実施しており、2023年12月期の中間配当は1株当たり25円でした。今後も業績の伸張に応じた株主還元の拡大が期待されています。

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