合同製鐵株式会社の第118期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

合同製鐵株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上は1,692億円と前年同期比4.5%減少しましたが、経常利益は156億円と大幅に増加しています。主力の鉄鋼事業では、販売価格の改善と鉄スクラップ価格の安定化により収益が改善しました。今期の業績は堅調に推移しており、株主還元も強化されています。合同製鐵は引き続き安定的な成長を目指していきます。

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企業情報

企業名: 合同製鐵株式会社
証券コード: 54100
決算期: 2023年3月期

合同製鐵株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

合同製鐵株式会社の決算日は3月31日です。決算短信は4月下旬に、有価証券報告書は6月上旬に公表されます。また、四半期報告書は2月、5月、8月、11月に発表されます。

主な事業

合同製鐵株式会社は、鉄鋼事業農業資材事業を展開しています。鉄鋼事業では、普通鋼電炉メーカーとして主に建築・土木・機械分野向けの鉄鋼製品を製造・販売しています。また、農業資材事業では、肥料や農薬、園芸用品等の農業関連製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

合同製鐵の2023年12月期第3四半期の連結業績は、売上高1,692億円経常利益156億円と前年同期比で減収ながら大幅な増益となりました。経常利益率は9.2%と高水準を維持しています。鉄鋼事業の収益改善が業績の好調につながっています。

売上・利益の推移

合同製鐵の過去3年間の連結業績は以下の通りです。売上高は2,353億円経常利益は158億円と堅調に推移しており、特に直近3四半期は増益基調が続いています。利益率も改善傾向にあり、同社の業績は安定的に推移しているといえます。

四半期連結貸借対照表について

合同製鐵の2023年12月期第3四半期の連結貸借対照表は以下の通りです。総資産は2,638億円で前期末比102億円増加しました。その主な要因は、売掛金の増加棚卸資産の減少です。一方、負債は1,414億円と前期末比3億円増加しました。純資産は1,223億円と大幅に増加しており、自己資本比率も46.2%と高水準になっています。

資産の部

流動資産は1,421億円で前期末比63億円増加しています。主な増加要因は、売掛金の増加棚卸資産の減少です。固定資産は1,217億円と堅調に推移しています。

負債の部

流動負債は960億円と前期末比9億円減少しました。一方、固定負債は454億円と増加しています。有利子負債は全体で418億円となっています。

純資産の部

純資産は1,223億円と大幅に増加しており、自己資本比率も46.2%と高水準になっています。利益剰余金の増加が主な要因です。

ROAとROE

合同製鐵のROAは5.9%、ROEは10.3%となっています。ここ数年ROEは二桁台で推移しており、収益性の高い企業といえます。今後も積極的な事業展開や株主還元を通じて、ROE水準の維持・向上が期待されます。

キャッシュフロー

合同製鐵の2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが74億円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが15億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが33億円のマイナスとなっています。企業の収益性が良好で、設備投資やM&Aなどにも手を付けられる潤沢な資金が確保されていると言えるでしょう。

配当の支払額

合同製鐵は2023年12月期の年間配当金を290円と前期比40円増配する予定です。この水準は業績の好調さを反映した配当といえます。今後も株主還元の強化に取り組み、安定的な配当を維持していくことが期待されます。

今後の展望

合同製鐵は「合同製鐵グループ中期ビジョン2025」に基づき、更なる成長を目指しています。鉄鋼事業では生産、販売、購買の最適化による収益力の向上、農業資材事業では新製品の開発と販売網の強化などに取り組んでいきます。また、資本政策や株主還元策の強化にも注力し、株主の皆様への利益還元をより一層充実させていく方針です。

編集部のまとめ

合同製鐵は2023年12月期第3四半期の業績を発表し、増収増益となりました。主力の鉄鋼事業が好調に推移し、収益性も改善傾向にあります。また、財務体質も健全化が進み、株主還元も強化されています。今後は中期ビジョンに沿った事業展開と株主還元の充実に注力していくと見られ、合同製鐵の業績に期待が高まっています。

合同製鐵株式会社の決算日や配当についてまとめました。

合同製鐵の決算期は3月31日で、四半期報告書は2月、5月、8月、11月に、有価証券報告書は6月上旬に公表されます。また、年間配当金は290円と増配となっており、株主還元の強化が図られています。合同製鐵は中期ビジョンに基づき、収益力の向上と株主還元の充実に取り組んでいく方針です。

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