高砂鐵工株式会社の第152期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

高砂鐵工株式会社の決算報告書をご紹介します。自動車や電子機器などの製造に欠かせない鉄鋼製品を手がける同社は、製造業の中核企業として頑張っています。今期は新型車向けの受注数量が減少しましたが、全体としては好調な業績を維持しています。

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企業情報

企業名: 高砂鐵工株式会社
証券コード: 54580
決算期: 2023年3月期

高砂鐵工株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

高砂鐵工株式会社は3月31日が決算日で、決算発表は毎年6月頃に行っています。そして、四半期決算では2月頃に第3四半期決算の報告を行っています。

主な事業

高砂鐵工株式会社は主に鉄鋼製品の製造・販売を行っています。特に自動車向けのみがき帯鋼や、家電やIT機器向けのステンレス加工品などが主力製品となっています。また、不動産事業も手掛けており、安定的な収益の確保に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の売上高は9,151百万円、経常利益は269百万円となりました。鉄鋼製品事業では、自動車部品向け受注数量の減少やコストの上昇などの影響がありましたが、不動産事業の好調さにより、全体としては堅調な業績を維持しています。

売上・利益の推移

最近3年間の売上高と経常利益の推移をみると、売上高は増加傾向にあり、経常利益も2022年度以降は500百万円前後を維持しています。鉄鋼製品事業の景気変動の影響を、不動産事業の安定収益が緩和しているといえます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の連結貸借対照表では、総資産が9,221百万円、負債が4,847百万円、純資産が4,374百万円となっています。前年度末と比べると、資産が増加し、自己資本比率も47.4%と健全な水準を維持しています。

資産の部

現金及び預金が1,651百万円と前年度末より500百万円以上増加しています。また、受取手形や売掛金などの営業債権も増加しています。一方で、在庫の減少などもみられます。

負債の部

支払手形及び買掛金が2,477百万円と大きく増加しています。一方で、未払法人税等は前年度末より118百万円減少しています。

純資産の部

利益剰余金が2,864百万円と、前年度末より60百万円増加しています。自己資本比率も47.4%と堅調な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは2.9%、ROEは3.8%となっています。前年同期と比べやや低下していますが、製造業としては健全な水準を維持しているといえます。利益率の改善に向けた取り組みが課題となっています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは389百万円の収入となり、前年同期比で237百万円の減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは62百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは182百万円の支出となっています。

配当の支払額

年間配当金は1株当たり35円で、総額105百万円の配当を実施しています。配当性向は約60%となっており、株主還元を行っています。

今後の展望

自動車部品向け需要の回復と、新素材への対応が課題となっています。また、不動産事業でも安定収益の確保に努めていく方針です。中長期的な成長に向けて、収益力の強化と事業構造の転換に取り組んでいくと考えられます。

編集部のまとめ

高砂鐵工株式会社は、自動車分野を中心とした鉄鋼製品事業と、不動産事業を柱とする企業です。自動車関連の受注減少の影響があったものの、全体としては堅調な業績を維持しています。今後は新しい素材への対応や、収益力のさらなる強化が課題となっています。引き続き、注目していきたい企業です。

高砂鐵工株式会社の決算日や配当についてまとめました。

高砂鐵工株式会社は3月31日が決算日で、毎年6月頃に決算を発表しています。また、年間配当金は1株当たり35円で、約60%の配当性向となっており、株主還元にも力を入れています。今後の成長に期待が高まる企業ですね。

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