日本金属株式会社の第117期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日本金属株式会社の決算内容を分析してお届けします。同社は、ステンレス鋼製品の製造・販売を主な事業としています。今回の決算では、予想以上の業績となり、株主の皆さまにも喜ばれる内容となっています。

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企業情報

企業名: 日本金属株式会社
証券コード: E01276
決算期: 2023年3月期

日本金属株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日本金属株式会社の決算日は3月31日です。決算発表は毎年5月下旬に行われています。

主な事業

日本金属株式会社は、ステンレス鋼の製造・販売を主な事業としています。同社は自動車用部品やアプライアンス向けなどの幅広い用途のステンレス鋼製品を手掛けており、国内はもちろん、海外にも製品を展開しています。特に自動車関連分野では、同社の高品質なステンレス鋼製品が高く評価されています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、前年同期を下回る売上高37,920百万円となりました。一方で、本社ビルの売却により4,232百万円の固定資産売却益を計上したことから、最終的には1,964百万円の純利益を計上しています。利益率は業績全体では低迷しましたが、固定資産売却益により大幅に改善されたと言えます。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比3.6%減の37,920百万円となりました。利益面では、原材料価格の高騰などの影響により、大幅な減益となりました。一方で、先述の通り本社ビルの売却による特別利益の計上により、最終的な純利益は大幅な213.4%増となる1,964百万円となりました。

四半期連結貸借対照表について

日本金属株式会社の2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は75,782百万円となっています。負債合計は48,987百万円、純資産合計は26,794百万円となっています。

資産の部

資産の部では、本社ビルの売却により現金及び預金が13,237百万円まで増加しています。一方で、有形固定資産は28,688百万円と減少しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が16,683百万円に増加している一方で、長期借入金が8,551百万円に減少しています。

純資産の部

純資産の部では、本社ビル売却による固定資産売却益の計上により、利益剰余金が11,295百万円となっています。また、自己資本比率も35.4%まで改善されています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は、前年同期の1.3%から当期は3.4%に改善しています。これは本社ビル売却による特別利益の計上が寄与したためです。一方でROE(自己資本利益率)は、前年同期の2.6%から当期は9.4%と大幅に上昇しています。これは、当期の高い純利益率によるものです。

キャッシュフロー

日本金属株式会社の当期の営業キャッシュフローは、1,072百万円の支出となりました。一方で、本社ビルの売却による4,374百万円の収入があったことから、投資キャッシュフローは3,685百万円の収入となりました。この結果、当期のフリーキャッシュフローは2,613百万円の黒字となっています。

配当の支払額

日本金属株式会社は、当期の期末配当として1株当たり5円の配当を行う予定です。この結果、年間配当金は5円となる見込みです。

今後の展望

日本金属株式会社は、ステンレス製品の需要回復に向けて、コスト削減や生産効率の向上などに取り組んでいます。また、本社ビル売却により得た資金を活用し、新規事業への投資を行うなど、収益力の強化に注力していく方針です。今後の同社の動向に期待が高まっています。

編集部のまとめ

今回の日本金属株式会社の決算では、厳しい経営環境の中でも、本社ビルの売却による特別利益の計上により、最終的な純利益は大幅に増加しました。また、財務体質の改善も進んでおり、今後の事業展開に期待がかかっています。同社の決算内容をご確認いただき、今後の動向にご注目ください。

日本金属株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本金属株式会社の決算日は3月31日で、毎年5月下旬に決算発表を行っています。今期の配当は1株当たり5円の年間配当を予定しています。今後の同社の収益力強化と事業展開にさらなる期待が寄せられています。

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