日本システムバンク株式会社の第28期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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日本システムバンク株式会社の2023年7月期第3四半期決算が発表されました。売上高は5,499百万円と前年同期比で10.2%増加し、経常利益は355百万円と9.9%増加と好調な業績を収めました。同社は主にコインパーキング事業を手掛けており、企業活動の回復や個人消費の持ち直しにより、同事業の稼働率が順調に推移したことが主因です。

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企業情報

企業名: 日本システムバンク株式会社
証券コード: E38512
決算期: 2023年7月期

日本システムバンク株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日本システムバンク株式会社の決算期は7月期です。決算日は6月30日で、四半期決算は9月30日、12月31日、3月31日に行われています。

主な事業

日本システムバンク株式会社は、主にコインパーキング事業を展開しています。コインパーキング事業には、土地オーナーから駐車場を借り受けて自社で運営するビジネスと、駐車場運営事業者に駐車場機器を販売・保守するビジネスが含まれます。駐車場運営のノウハウと駐車場機器の提供で、パーキングビジネスを幅広く手掛けています。

今期の業績と利益率は?

日本システムバンク株式会社の2023年7月期第3四半期の業績は売上高5,499百万円経常利益355百万円と前年同期比で増収増益を実現しました。利益率についても、経常利益率6.5%と前年同期の6.1%から改善しています。企業活動の回復や個人消費の持ち直しにより、同社のコインパーキング事業の稼働率が好調に推移したことが主な要因です。

売上・利益の推移

日本システムバンク株式会社の売上高は、前年同期比10.2%増の5,499百万円、経常利益は前年同期比9.9%増の355百万円となりました。直営及び管理受託のコインパーキング数が前期末から118箇所増加するなど、事業基盤の拡大が業績を牽引した形です。今期の業績は順調に推移していると評価できます。

四半期連結貸借対照表について

日本システムバンク株式会社の2023年3月末の四半期連結貸借対照表は、資産6,710百万円負債4,493百万円純資産2,218百万円となっています。前期末と比較すると、資産は減少したものの、負債が減少したことで純資産が8.3%増加しています。

資産の部

資産の合計は6,710百万円で、前期末から163百万円減少しています。主な変動は、現金及び預金の258百万円減少と、投資有価証券の29百万円減少などです。一方で、貯蔵品が60百万円増加するなど、変動もありました。

負債の部

負債の合計は4,493百万円で、前期末から332百万円減少しています。主な変動は、1年内返済予定の長期借入金が229百万円減少したことと、長期借入金が81百万円減少したことなどです。

純資産の部

純資産の合計は2,218百万円で、前期末から169百万円増加しています。これは、利益剰余金が162百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

日本システムバンク株式会社のROAは前期末の3.7%から2.5%に低下しています。一方でROEは前期末の11.8%から10.6%に低下しました。ROAの低下は主に資産の増加に対して利益の伸びが小さかったためです。ROEの低下は自己資本の増加に対して利益の伸びが小さかったためです。今後の更なる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

同社の営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で91百万円増加しましたが、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス119百万円と前年同期より悪化しました。財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス230百万円と借入金の返済などにより減少しています。全体として現金及び現金同等物は258百万円減少しました。今後の設備投資や借入金返済に留意が必要です。

配当の支払額

日本システムバンク株式会社は、2023年12月31日基準日の配当金として1株当たり24円、2023年6月30日基準日の配当金として1株当たり39円の配当を実施しました。2023年7月期の年間配当金は63円となっています。株主還元に積極的な企業といえます。

今後の展望

日本システムバンク株式会社は、今後も駐車場事業の収益力強化と新規出店により、更なる業績拡大を目指します。特に、北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて福井県内の駐車場需要が高まると見込まれ、同社の重要な収益源となることが期待されます。また、スマートフォンアプリの活用により新規顧客の獲得も進めています。中長期的な成長が期待できる企業と評価できます。

編集部のまとめ

日本システムバンク株式会社は、コインパーキング事業を中心に順調な業績を収めています。企業活動の回復や個人消費の持ち直しにより稼働率が高水準を維持しているほか、北陸新幹線の延伸を背景に福井県内の駐車場需要の高まりも期待されます。また、スマートフォンアプリの活用など新たな取り組みにも注目が集まっています。同社は中長期的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

日本システムバンク株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本システムバンク株式会社の決算期は7月期で、決算日は6月30日です。年間配当金は1株当たり63円と、株主還元に積極的な企業です。今後も同社の業績拡大が期待できるほか、中長期的な成長が見込まれる企業といえます。

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