株式会社リアルゲイトの2023年12月期第1四半期決算が発表されました。売上高は25.8億円と好調に推移しています。主力事業のフレキシブルワークプレイス事業が順調に伸長しており、営業利益は2.6億円となりました。 新規物件の開業や販売物件の売却など、着実に業績を拡大させています。今後も中小企業やスタートアップのニーズに合わせたオフィス提供で、更なる成長が期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社リアルゲイト
証券コード: E38667
決算期: 9月期
株式会社リアルゲイトの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社リアルゲイトの決算日は9月30日です。そして、第1四半期の決算短信は2024年2月9日に提出されています。会社の業績や財務状況を定期的に確認できるので、投資家にとって重要な情報源となります。
主な事業
株式会社リアルゲイトは、フレキシブルワークプレイス事業を主力事業としています。具体的には、都心部を中心にシェアオフィスや仮想オフィスの企画・運営を行っています。コロナ禍でのオフィスニーズの変化に合わせ、企業の柔軟な働き方を支援する事業を展開しています。また、不動産の再生事業などにも注力しており、幅広い事業領域を手掛けています。
今期の業績と利益率は？
第1四半期の業績は売上高25.8億円、営業利益2.6億円と好調に推移しています。主力のフレキシブルワークプレイス事業において、新規物件の開業や販売物件の売却が収益に貢献しました。営業利益率は10.1%と、高い収益性を維持しており、今後の成長が期待できます。
売上・利益の推移
過去1年間の売上高は69.7億円、経常利益は2.5億円となっています。コロナ禍の影響を受けていた中小企業の業績回復や新規物件の開業などにより、売上高は堅調に推移しています。また、収益性の高い事業構造を維持しており、今後の更なる利益拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社リアルゲイトの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が108.6億円、負債合計が84.0億円、純資産合計が24.6億円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金15.7億円、販売用不動産6.8億円などが主な内訳です。不動産関連資産が中心となっており、事業の特性を反映しています。
負債の部
負債の部では、長期借入金43.2億円、短期借入金4.2億円などが主な内容となっています。事業拡大に伴う資金調達が進んでいる様子がうかがえます。
純資産の部
純資産の部では、資本金6.7億円、利益剰余金11.5億円などとなっています。株主資本が順調に積み上がっているため、財務基盤の強化が進んでいると言えます。
ROAとROE
ROA(総資産利益率)は1.6%、ROE(自己資本利益率)は7.0%となっています。前年同期と比較すると、一時的な業績変動はありますが、全体としては高水準を維持できていると言えます。今後の事業拡大とともに、収益性の向上が期待されます。
キャッシュフロー
第1四半期のキャッシュフローは、営業活動により2.9億円のプラスとなりました。一方で、投資活動では5.4億円のマイナスとなっています。これは、新規物件の取得などの設備投資によるものです。財務活動ではマイナスとなっているため、収支全体としては、キャッシュが1.3億円減少した形になっています。
配当の支払額
株式会社リアルゲイトは配当を行っていません。積極的な事業拡大と内部留保の強化に注力しているため、当面は無配を続ける方針だと考えられます。今後の業績拡大とともに、株主還元策の検討も期待されます。
今後の展望
株式会社リアルゲイトは、都心部を中心としたフレキシブルワークプレイス事業の拡大に注力しています。新規物件の開業や不動産の再生事業など、好調な事業展開が続く見込みです。
また、コロナ禍でのオフィスニーズの変化を捉え、中小企業やスタートアップ企業のニーズに合わせたサービスを提供しています。今後も市場ニーズに合わせた柔軟なオフィス提案で、更なる成長が期待できると考えられます。
編集部のまとめ
株式会社リアルゲイトは、フレキシブルワークプレイス事業を中心に順調な業績を維持しています。新規物件の開業やディベロッパー事業などの好調な展開により、売上高、営業利益ともに増加しています。
また、財務体質の強化も進んでおり、今後の事業拡大に期待が高まります。中小企業やスタートアップのニーズに合わせた柔軟な提案が奏功しており、株主還元策の強化も期待されます。
株式会社リアルゲイトの決算日や配当についてまとめました。
株式会社リアルゲイトの決算日は9月30日で、第1四半期決算は2024年2月9日に発表されています。また、同社は配当を行っていませんが、今後の業績拡大とともに株主還元策の検討も期待されます。フレキシブルワークプレイス事業を中心に、順調な業績推移が続くと見られています。
