こんにちは。株式会社ジェノバの最新決算報告をお届けします。ジェノバは衛星測位分野のビジネスを展開しており、高精度の位置情報を提供するGNSS補正情報配信サービスなどで人気を集めています。今期の業績は好調で、売上高が前年同期比4.7%増加し、経常利益も7.2%増加しました。
また、会社の資産や債務状況も安定しており、企業価値向上に向けて順調に進捗しているようです。今後もジェノバの事業展開を注目していきましょう。
企業情報
企業名: 株式会社ジェノバ
証券コード: E38541
決算期: 2023年10月1日~2024年3月31日
株式会社ジェノバの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ジェノバの決算日は3月31日です。決算期は第2四半期となります。
主な事業
株式会社ジェノバは、GNSS(衛星測位システム)補正情報配信サービスを中心に事業を展開しています。これらのサービスは、建設業や農業などの分野で活用されており、高精度の位置情報を必要とするユーザーからニーズが高まっています。また、最近では災害対策における活用にも注目が集まっています。
今期の業績と利益率は?
今期の売上高は629,338千円と前年同期比4.7%増加しています。経常利益は346,196千円で前年同期比7.2%増加しており、営業利益率は55.0%と高水準を維持しています。順調に収益が伸びている様子が窺えます。
売上・利益の推移
ジェノバの売上高は、過去2期連続で増加しています。同様に経常利益も増加傾向にあり、着実に業績を拡大しているのが分かります。ここ数期はGNSS関連サービスの需要が伸びており、この成長トレンドが続いています。
四半期連結貸借対照表について
ジェノバの財務状況は健全です。総資産は3,686,121千円と前期末から194,171千円増加しており、自己資本比率は89.6%と高水準を維持しています。安定した財務基盤の上で、事業を展開していることがうかがえます。
資産の部
総資産の増加は、主に投資有価証券の取得によるものです。一方で、有形固定資産は減少しています。事業規模の拡大に備え、投資活動を積極的に行っていると考えられます。
負債の部
負債は全体として減少傾向にあり、契約負債が18,561千円減少したことが主な要因です。財務体質の改善が進んでいるようです。
純資産の部
純資産は3,301,161千円と前期末から208,714千円増加しています。これは主に四半期純利益の積み上げによるものと考えられます。企業価値の向上が図られていると言えるでしょう。
ROAとROE
ROAは8.5%、ROEは7.4%となっています。ともに高水準を維持しており、資産や資本を効率的に活用して収益を上げていることが分かります。新規サービスの投資など、積極的な経営も奏功しているようです。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは269,742千円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは198,463千円の減少となりました。新規投資を積極的に行いながら、事業活動からのキャッシュも確保できている様子が分かります。
配当の支払額
ジェノバは1株当たり4円の配当を行いました。企業収益の増加に合わせて、株主還元も強化されていることがわかります。今後も安定した配当が期待できそうです。
今後の展望
ジェノバはGNSS関連サービスの需要が拡大する中、積極的な事業展開を行っています。政府によるデジタルインフラ整備や、災害対策の強化など、ジェノバのサービスがますます重要になっていくことが予想されます。今後も、高収益性を維持しながら、企業価値の向上が期待できそうです。
編集部のまとめ
株式会社ジェノバは、高精度測位サービスを展開する企業です。直近の決算では、売上、利益ともに順調に増加しており、財務体質も健全です。衛星測位分野の需要拡大を背景に、今後も安定成長が期待できる企業だと言えるでしょう。引き続き、ジェノバの動向に注目していきましょう。
株式会社ジェノバの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ジェノバの決算日は3月31日で、第2四半期の決算を発表しています。また、1株当たり4円の配当を行っており、企業収益に見合った株主還元を行っているようです。今後も安定した業績と配当が期待されます。