株式会社プロディライトの四半期決算報告書をご紹介します。同社は音声ソリューションサービスを中心に事業を展開しており、特にクラウドPBX「INNOVERA」のサービス提供に注力しています。今回の決算では、売上高525,617千円、経常利益28,505千円と好調な業績を発表しました。
企業情報
企業名: 株式会社プロディライト
証券コード: E38641
決算期: 第17期第1四半期(2023年9月1日~2023年11月30日)
株式会社プロディライトの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社プロディライトの決算期は8月31日です。今回の報告は第17期第1四半期の決算となります。
主な事業
株式会社プロディライトは、主に音声ソリューションサービスを展開しています。自社開発のクラウドPBX「INNOVERA」を中心に、IP電話回線、スマートフォンアプリ、ネット回線、固定端末などをワンストップで提供しています。顧客の「電話のDX」の実現に向けて積極的に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期累計期間の業績は、売上高525,617千円、経常利益28,505千円となりました。新サービスの提供や販売網の強化などにより、好調な業績を維持しています。
売上・利益の推移
同社の売上高は近年順調に推移しており、2022年8月期には2,008,319千円を計上しました。また、経常利益も2022年8月期は652,752千円と大幅な増益となっています。今期もこの勢いを維持できる見込みです。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表をみていきましょう。
資産の部
当第1四半期会計期間末の資産合計は1,095,097千円となり、前事業年度末に比べて67,081千円減少しました。流動資産が924,217千円、固定資産が170,879千円となっています。
負債の部
負債合計は423,161千円となり、前事業年度末に比べ86,265千円減少しました。流動負債が341,021千円、固定負債が82,140千円となっています。
純資産の部
純資産合計は671,935千円となり、前事業年度末に比べ19,183千円増加しました。この増加は主に四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
同社のROAは直近2022年8月期で56.2%と非常に高い水準にあります。また、ROEも62.0%と高い収益性を示しています。これらの高い収益性は、同社の事業モデルが高収益性を生み出していることを示しています。
キャッシュフロー
当第1四半期会計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが正の値となっているものの、投資活動やfinancing活動によるキャッシュフローが減少となっています。今後も安定したキャッシュフローの確保が課題となってくるでしょう。
配当の支払額
現時点では同社は配当を実施していません。今後の業績動向や株主還元策などを注視していく必要があります。
今後の展望
同社はクラウドPBX「INNOVERA」を中心とした音声ソリューションサービスに注力しており、テレワークやDX需要に取り組んでいます。今後も新サービスの開発やパートナー企業との連携強化などに注力し、さらなる収益拡大を目指していくものと期待されます。
編集部のまとめ
株式会社プロディライトは、音声ソリューション事業を中心に好調な業績を維持しています。自社サービスの強化やパートナー企業との連携などにより、顧客のDX化需要に確実に応えており、今後の成長が期待されます。一方で、株主還元策については今後の課題となりそうです。
株式会社プロディライトの決算日や配当についてまとめました。
株式会社プロディライトの決算日は8月31日で、今回の報告は第17期第1四半期の決算となります。また、同社は現在のところ配当を実施していませんが、今後の業績次第では株主還元策の強化も期待できるかもしれません。