エコナビスタ株式会社の決算が発表されました!先進的な見守りサービス「ライフリズムナビ」を提供する同社の2023年11月期第1四半期の業績は好調だったようです。売上は前年同期比17.1%増加と順調に推移しており、利益率も高い水準を維持しています。今後の事業展開にも注目ですね。
企業情報
企業名: エコナビスタ株式会社
証券コード: 55850
決算期: 2023年11月期
エコナビスタ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
エコナビスタ株式会社は2023年11月期の決算を行いました。第1四半期は2023年11月1日~2024年1月31日の3か月間となっています。
主な事業
エコナビスタ株式会社は、独自開発のIoTデバイス「ライフリズムナビ」を中心に事業を展開しています。同社のコアサービスである「ライフリズムナビ」は、高齢者の生活リズムを見守り、サポートすることで、高齢者の孤立化や生活の質の低下を防ぐことを目的としています。また、ビッグデータ解析技術を活用した受託研究開発事業も行っています。
今期の業績と利益率は?
エコナビスタ株式会社の2023年11月期第1四半期の業績は売上高346,806千円、営業利益133,363千円、経常利益133,363千円、四半期純利益91,708千円と、前年同期比で大幅な増収増益となりました。売上高営業利益率は38.5%と高い水準を維持しており、事業の収益性が高いことがわかります。
売上・利益の推移
エコナビスタ株式会社の売上高は堅調に推移しており、直近の2023年11月期第1四半期においても前年同期比17.1%増と大幅な増加となっています。利益面でも営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前年同期比で増加しており、事業基盤の強化が進んでいることがうかがえます。
四半期連結貸借対照表について
エコナビスタ株式会社の2023年11月期第1四半期の貸借対照表を見ると、資産合計は3,119,345千円で前事業年度末比1.7%増加しております。流動資産は2,967,651千円で前事業年度末比1.7%増加しており、現金及び預金が減少したものの、売掛金や原材料が増加しました。固定資産は151,694千円と前事業年度末比2.4%増加しています。
資産の部
エコナビスタ株式会社の資産は、主に現金及び預金、売掛金、原材料及び貯蔵品などから成り立っています。前事業年度末と比べ、売上の増加に伴い売掛金が増加しており、また原材料及び貯蔵品も増加しています。一方で、現金及び預金は減少しています。
負債の部
負債合計は138,195千円で、前事業年度末比24.6%減少しました。主な減少要因は、未払法人税等が減少したことと、未払消費税等が減少したためです。一方で、売上の増加に伴い買掛金が増加しています。
純資産の部
純資産合計は2,981,150千円で、前事業年度末比3.4%増加しました。これは主に四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したためです。
ROAとROE
エコナビスタ株式会社のROAは前期の13.7%から当期の10.8%へ低下しています。一方でROEは前期の15.1%から当期の12.7%と低下しました。これは主に利益率の低下によるものと考えられます。今後は売上の拡大やコスト削減などにより、ROAやROEの向上が期待されます。
キャッシュフロー
エコナビスタ株式会社の四半期キャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは109,509千円の収入となっています。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは14,898千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは320,918千円の支出となっています。全体としては現金及び現金同等物が225,307千円減少しています。
配当の支払額
エコナビスタ株式会社は当第1四半期会計期間において、配当を実施していません。今後の利益成長を見守る必要がありますが、株主還元についても検討されることが期待されます。
今後の展望
エコナビスタ株式会社は、先進的なIoTソリューション「ライフリズムナビ」を中心に事業を展開しています。高齢化社会の課題解決に寄与する同社の取り組みに期待が高まっています。また、ビッグデータ解析の受託研究開発事業も順調に推移しており、今後の事業拡大が期待されます。
編集部のまとめ
エコナビスタ株式会社の2023年11月期第1四半期決算は、売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに前年同期比で大幅な増加と好調な結果でした。同社の事業は順調に推移しており、高齢化社会の課題解決につながるサービスを提供していることから、今後の事業展開にも注目が集まっています。ただし、ROAやROEの低下は課題として認識し、さらなる収益力の向上が望まれます。
エコナビスタ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
エコナビスタ株式会社の決算日は11月期で、第1四半期の会計期間は2023年11月1日~2024年1月31日となっています。当第1四半期では配当の実施はありませんでしたが、今後の業績動向に応じて株主還元策の検討が期待されます。