エコナビスタ株式会社の第2四半期決算が発表されました。売上高は912,037千円と前年同期比10.5%増加し、経常利益は416,948千円と0.4%増加と好調な業績を維持しています。主力のライフリズムナビ事業が順調に拡大し、既存の介護施設への導入が増加したことが大きな要因です。今後も介護ロボット補助金の活用などを背景に、介護市場での需要拡大が期待できる状況にあります。
企業情報
企業名: エコナビスタ株式会社
証券コード: E38765
決算期: 10月31日
エコナビスタ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
エコナビスタ株式会社の決算日は10月31日です。第2四半期の決算期間は2023年11月1日から2024年4月30日となっています。
主な事業
エコナビスタ株式会社の主な事業はライフリズムナビ事業です。センサーを使って高齢者の生活リズムを可視化し、介護現場での業務改善や入居者の生活の質の向上を支援しています。介護施設での導入が順調に拡大しており、介護ロボット補助金の活用などにより、今後の需要拡大が期待できます。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間の業績は、売上高912,037千円(前年同期比10.5%増)、経常利益416,948千円(同0.4%増)と好調を維持しています。営業利益率は45.7%と高水準で、収益性の高い事業モデルを確立しています。
売上・利益の推移
過去2年間の推移を見ると、売上高は着実に増加しており、営業利益、経常利益も順調に伸びていることがわかります。主力のライフリズムナビ事業が順調に拡大し、既存施設への導入も増加していることが背景にあります。
四半期連結貸借対照表について
当第2四半期会計期間末の総資産は3,436,516千円となり、前事業年度末から369,687千円増加しています。主な要因は現金及び預金の増加や売掛金の増加などです。一方、負債合計は259,454千円と増加しているものの、純資産は3,177,062千円と健全な財務体質を維持しています。
資産の部
資産の部では、流動資産が3,268,534千円と前事業年度末から大きく増加しています。これは現金及び預金の増加や売掛金の増加が主な要因です。一方、固定資産は167,982千円となっています。
負債の部
負債の部では、流動負債が259,454千円と増加しています。主な要因は未払法人税等の増加や買掛金の増加などです。
純資産の部
純資産の部では、資本金が1,216,860千円、利益剰余金が763,555千円となっており、純資産合計は3,177,062千円と健全な財務体質を維持しています。
ROAとROE
当第2四半期会計期間のROAは12.1%、ROEは9.1%となっています。利益率の高い事業モデルと健全な財務体質が反映された数値と言えます。今後も事業の成長と収益性の維持により、こうした高水準のROAとROEが続くことが期待されます。
キャッシュフロー
当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが255,878千円の収入となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは28,020千円の支出となっており、主にソフトウエア開発への投資によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは5,844千円の収入となっています。
配当の支払額
当第2四半期累計期間においては、配当の支払いは行われていません。今後の利益成長に合わせて、株主還元策を検討していくものと考えられます。
今後の展望
エコナビスタ株式会社は、介護現場の課題解決に寄与するライフリズムナビ事業を中核に据え、順調な業績を維持している企業です。介護ロボット補助金の活用など施設側のニーズに合わせた製品開発を続け、介護施設への導入拡大が期待されます。今後も持続的な成長が望めるため、注目していく必要があるでしょう。
編集部のまとめ
エコナビスタ株式会社は、ライフリズムナビという独自の製品で介護現場の業務改善や入居者の生活の質向上に貢献しており、順調な業績拡大を続けています。高収益事業モデルと健全な財務体質を維持し、今後も安定した成長が期待できます。介護ロボット補助金の活用など、施設ニーズに合わせた製品開発にも注力しており、中長期的な成長が見込めると考えられます。
エコナビスタ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
エコナビスタ株式会社の決算日は10月31日で、第2四半期の決算期間は2023年11月1日から2024年4月30日となっています。また、当第2四半期累計期間において配当の支払いはありませんでしたが、今後の利益成長に合わせて株主還元策を検討していくものと考えられます。