株式会社くすりの窓口の第20期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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医療・健康管理のITサービスを提供する株式会社くすりの窓口が、この度、2023年12月期第3四半期の決算を発表しました。売上高6,259,391千円、営業利益1,101,298千円、経常利益1,101,585千円、親会社株主に帰属する四半期純利益720,929千円と、前期に比べ大幅な増収増益を達成しています。同社は医療DX化を推進する国内の動きを追い風に、顧客基盤の拡大と一般消費者向けサービスの認知向上に取り組んでおり、その成果が表れていると言えるでしょう。

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企業情報

企業名: 株式会社くすりの窓口
証券コード: E38965
決算期: 3月

株式会社くすりの窓口の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社くすりの窓口の決算日は3月31日です。第3四半期決算(2023年12月期)の決算発表は2024年2月14日に行われました。

主な事業

株式会社くすりの窓口は、医療関連分野を中心に、調剤薬局向けシステムや人間ドック事業、電子カルテなどのITソリューションを提供しています。特に近年は、国内の医療DX化の流れを捉え、オンライン資格確認の導入や電子処方箋の取り組み等、デジタル化関連サービスの拡大に注力しています。また、一般消費者向けの「EPARK お薬手帳」などのサービスも展開しており、幅広い事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期(2023年12月期第3四半期)は、売上高6,259,391千円、営業利益1,101,298千円、経常利益1,101,585千円と大幅な増収増益を達成しています。医療DX化関連サービスの需要が高まる中、顧客基盤の拡大や一般消費者向けサービスの認知向上に努めた結果、高い収益性を実現している模様です。

売上・利益の推移

過去3年間の業績を見ると、売上高は堅調に増加傾向にあり、経常利益も大幅な増加を示しています。特に今期は新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐ中、医療DX化の推進や一般消費者向けサービスの拡大など、同社の成長戦略が奏功した形となっています。今後も同社の持続的な成長が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

同社の第3四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は21,301,644千円、負債合計は15,058,349千円、純資産は6,243,295千円となっています。資産の大部分を現金及び預金が占め、負債は短期借入金の増加が主な要因です。また、当期の新株発行により資本金及び資本剰余金が大幅に増加し、自己資本比率は29.2%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では流動資産が17,159,195千円と大部分を占めており、現金及び預金の増加が主な要因です。固定資産は4,142,449千円で、ソフトウエアなどの無形固定資産が中心となっています。

負債の部

負債の部では流動負債が14,698,194千円と大きく、短期借入金の増加が主な要因となっています。固定負債は360,154千円と少額です。

純資産の部

純資産の部では資本金が1,507,600千円、資本剰余金が3,047,749千円と大幅に増加しています。これは東京証券取引所グロース市場への新規上場に伴う新株発行によるものです。この結果、自己資本比率は29.2%となっています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は、前期末の22.0%から当期末の4.6%に低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期末の19.2%から当期末の12.7%に低下しました。これは、資産や資本の増加により、収益力に対して資産や資本が相対的に大きくなったことが要因と考えられます。今後は、収益力の一層の向上やキャッシュ・フロー重視の経営により、財務指標の改善が期待されます。

キャッシュフロー

同社は経営陣が財務健全性を重視しており、手元流動性の確保に積極的です。当期の営業キャッシュ・フローは好調で、1,330,360千円の収入となっています。一方、投資キャッシュ・フローでは固定資産の取得等により459,036千円の支出を計上しました。財務キャッシュ・フローでは5,000,000千円の短期借入れを実施しており、全体の現金及び現金同等物は前期末比7,827,510千円増加の13,774,159千円と厚い手元流動性を確保しています。

配当の支払額

株式会社くすりの窓口は第3四半期までは配当を行っておらず、今後の配当政策については未定となっています。同社は成長段階にあり、内部留保を活用して事業投資に充てることを優先しているようです。株主への利益還元については、今後の業績動向を踏まえながら検討されるものと思われます。

今後の展望

株式会社くすりの窓口は、国内の医療DX化の推進を追い風に、調剤システムや人間ドック、電子カルテなどのITソリューションサービスの拡大に注力しています。また、一般消費者向けの「EPARKお薬手帳」などのサービスの普及も図っています。これらの取り組みにより、中長期的な成長と収益力の向上が期待できると考えられます。同社は今後も医療分野におけるITサービスの拡充を進め、企業価値の最大化に努めていくものと思われます。

編集部のまとめ

株式会社くすりの窓口は、医療・健康管理のITサービスを提供する企業です。同社は国内の医療DX化の進展を追い風に、調剤システムや人間ドック、電子カルテなどのITソリューションサービスの拡大に注力しています。また、一般消費者向けのサービスの展開も進めています。

当期の決算では、売上高6,259,391千円、経常利益1,101,585千円と大幅な増収増益を達成しており、同社の成長戦略が奏功している様子がうかがえます。財務面でも健全性が高く、今後の持続的な成長が期待されます。同社は医療分野におけるITサービスの拡充を進め、企業価値の最大化を目指していくことでしょう。

株式会社くすりの窓口の決算日や配当についてまとめました。

株式会社くすりの窓口の決算日は3月31日で、第3四半期決算の発表は2024年2月14日に行われました。配当については、当第3四半期までは実施しておらず、今後の業績動向を踏まえながら検討される予定です。同社は成長段階にあり、内部留保を活用して事業投資に充てることを優先しているため、株主への利益還元については現時点では未定となっています。

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