アウトルックコンサルティング株式会社の第3四半期決算報告がリリースされました。このミドルオフィス支援サービスを提供する企業は、売上高1,239,283千円、経常利益406,729千円と好調な業績を収めています。主力事業のコンサルティング事業とベースビジネスが順調に伸長しており、今後の成長が期待できそうです。
企業情報
企業名: アウトルックコンサルティング株式会社
証券コード: E39126
決算期: 2023年3月31日
アウトルックコンサルティング株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
アウトルックコンサルティング株式会社の決算期は3月31日です。決算短信の発表時期は、通常の株式会社の場合と同様、4月上旬に発表されます。
主な事業
アウトルックコンサルティング株式会社は、企業のミドルオフィス部門の業務改善支援を行う企業です。具体的には、経営管理、人事・総務、経理・財務などのバックオフィス業務の効率化やシステム化、業務プロセスの見直しなどを手掛けています。企業のバックオフィスの高度化に貢献し、顧客企業の生産性向上や競争力強化に寄与しています。
今期の業績と利益率は?
アウトルックコンサルティング株式会社の当第3四半期の業績は売上高1,239,283千円、経常利益406,729千円と非常に好調です。売上高は前年同期比で大幅に増加しており、利益率も高くなっています。コンサルティング事業とベースビジネスが堅調に推移し、収益力が高まっているためです。
売上・利益の推移
アウトルックコンサルティング株式会社は、近年着実に売上と利益を伸ばしてきています。2023年3月期の売上高は920,146千円、経常利益は329,492千円と好業績を収めています。今期第3四半期も引き続き好調な推移を見せており、顧客企業のニーズに応える高い提案力と技術力が評価されていると言えるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
アウトルックコンサルティング株式会社の直近の四半期連結貸借対照表をご紹介します。
資産の部
当第3四半期会計期間末の総資産は1,335,832千円となり、前事業年度末に比べ415,685千円増加しました。これは主に現金及び預金が596,788千円増加したことによるものです。
負債の部
当第3四半期会計期間末の負債合計は443,065千円となり、前事業年度末に比べ3,393千円増加しました。これは主に契約負債が133,739千円増加し、未払法人税等が119,324千円減少したことによるものです。
純資産の部
当第3四半期会計期間末の純資産合計は892,766千円となり、前事業年度末に比べ412,292千円増加しました。これは主に、公募増資による資本金と資本剰余金の増加や、四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
アウトルックコンサルティング株式会社のROA(総資産経常利益率)は30.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は36.9%と非常に高い水準にあります。これは、同社の高い収益力と効率的な経営体制、適切な財務管理によるものと考えられます。今後も持続的な成長が期待できる企業と言えるでしょう。
キャッシュフロー
アウトルックコンサルティング株式会社の当第3四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが396,804千円のプラスとなっています。これは主に税引前四半期純利益の計上によるものです。また、投資活動によるキャッシュ・フローは79,904千円のプラスとなっており、これは主に固定資産の売却による収入によるものです。手元流動性が高まり、財務体質が強化されていると言えます。
配当の支払額
アウトルックコンサルティング株式会社は現時点で配当を実施していません。今後の事業拡大と財務体質の強化に向けて、内部留保の充実を優先しているものと考えられます。株主還元につきましては、業績や株主還元方針に応じて検討されることが期待されます。
今後の展望
アウトルックコンサルティング株式会社は、引き続き企業の生産性向上に寄与するミドルオフィス支援サービスの提供に注力していくとしています。業界の成長が見込まれる中、同社のノウハウと技術力を活かして、さらなる受注拡大と収益力向上が期待できると考えられます。また、2023年12月にはグロース市場に上場し、今後の事業拡大と株主還元への期待が高まっています。
編集部のまとめ
アウトルックコンサルティング株式会社は、ミドルオフィス支援サービスの強みを活かし、高い収益性と成長性を誇る企業です。当第3四半期の業績は好調で、ROAやROEも非常に高く、財務体質も安定しています。今後の事業拡大と株主還元への期待が高まっている企業と言えるでしょう。
アウトルックコンサルティング株式会社の決算日や配当についてまとめました。
アウトルックコンサルティング株式会社の決算期は3月31日で、決算短信の発表は通常4月上旬に行われます。また、同社は現時点で配当を実施していませんが、今後の事業拡大と株主還元への期待が高まっています。