マーソ株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。健康寿命延伸を目指す同社は、人間ドック・健診予約システムの提供を通じてヘルスケアのDX化を推進しており、今期も堅調な業績を残しています。
企業情報
企業名: マーソ株式会社
証券コード: 56190
決算期: 2024年12月期(2024年1月1日~2024年12月31日)
マーソ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
マーソ株式会社の決算日は12月31日です。第1四半期決算は2024年5月15日に公表されました。
主な事業
マーソ株式会社は、ヘルステック事業を中心に事業展開しています。健康寿命の8年延伸を目指し、人間ドック・健診の予約システムの提供や、医療施設向けのDXサービス、行政や企業向けの大規模接種等サービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の売上高は4億3086万5千円、経常利益は1億2526万8千円、純利益は8671万3千円と、順調な業績を残しました。経常利益率は29.1%と高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
マーソ株式会社の売上高は、前年同期比で37.2%増加しました。コロナ禍からの回復や、新しい事業の拡大により、売上は堅調に推移しています。また、利益率も高水準を維持しており、収益性の高い事業展開を行っていると評価できます。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の資産合計は23億3304万4千円、負債合計は3億2144万6千円、純資産合計は20億1159万7千円となっています。
資産の部
流動資産は22億3652万7千円で前期末比7.7%増加しています。現金及び預金が10億8432万円と大きな増加となりました。一方、固定資産は9億6517万円と微増に留まっています。
負債の部
流動負債は3億1607万8千円と前期末比13.5%減少しました。契約負債が減少した一方で、未払法人税等が増加しました。固定負債は536万8千円と微減しています。
純資産の部
純資産は20億1159万7千円と前期末比7.0%増加しました。これは、第三者割当増資による資本金及び資本剰余金の増加、並びに四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
ROAは4.8%、ROEは4.5%となっています。前期と比べROAは上昇、ROEは横ばいとなっています。これは、売上や利益の増加により資産効率が高まったことが主な要因です。今後も収益性の高い事業展開が期待できます。
キャッシュフロー
営業キャッシュ・フローは1億1533万3千円の収入超過となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1億508万4千円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローは2億2351万3千円の収入超過となっています。全体としては1億848万2千円の増加となりました。
配当の支払額
当第1四半期では配当は行われていません。今後の業績動向を踏まえつつ、株主還元策についても検討していくものと思われます。
今後の展望
マーソ株式会社は、健康寿命延伸を目指すなか、人間ドック・健診予約システムの提供やDXサービスの拡充により、着実な成長が見込まれます。今後も、高収益性を維持しながら、新規事業の開発や既存事業の強化に取り組み、持続的な企業価値向上を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
マーソ株式会社は、ヘルスケア分野におけるDXの推進を通じ、健康寿命延伸に貢献する企業として高い注目を集めています。第1四半期の業績は大変堅調で、今後も持続的な成長が期待できます。今後の株主還元策にも注目が集まるところです。
マーソ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
マーソ株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算は2024年5月15日に発表されました。当期は配当は行われていませんが、今後の業績に応じて検討されるものと見込まれます。引き続き同社の動向にご注目ください。