株式会社エンビプロ・ホールディングスの第15期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社エンビプロ・ホールディングスの最新の四半期決算が公表されました。環境・リサイクル事業を手掛ける同社は、第2四半期の売上高が前年同期比9.4%増加と好調な業績を維持しています。
主力の資源循環事業グローバルトレーディング事業が堅調に推移し、経常利益についても前年同期並みの水準を確保できました。今後の更なる事業拡大に期待が高まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社エンビプロ・ホールディングス
証券コード: E27868
決算期: 6月期

株式会社エンビプロ・ホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社エンビプロ・ホールディングスの決算日は、6月30日です。
四半期決算は、9月30日、12月31日、3月31日の各四半期末に行われます。

主な事業

株式会社エンビプロ・ホールディングスは、リサイクルやトレーディングを中心とした環境関連事業を展開しています。
具体的には、鉄やゴムなどの金属スクラップの回収・処理リチウムイオン電池のリサイクル中古自動車の輸出などが主な事業内容となっています。
グループ全体としては、「サーキュラーエコノミー」の実現を目指しながら、様々な環境関連サービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の売上高は25,789百万円と、前年同期比で9.4%の増加となりました。
一方、営業利益は726百万円、経常利益は1,004百万円と、それぞれ前年同期比で16.5%減、1.0%減となっています。
利益率については、売上高営業利益率が2.8%、売上高経常利益率が3.9%となっています。

売上・利益の推移

直近の業績推移を見ると、売上高は順調に増加しており、前期の49,189百万円から当期は25,789百万円となっています。
一方、利益面では横ばいで、経常利益は前期の1,901百万円から当期は1,004百万円となっています。
今期は収益性の改善に向けて様々な取り組みを行っているものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

当第2四半期連結会計期間末の総資産は32,470百万円となっており、前連結会計年度末に比べて3.6%減少しています。
負債合計は15,324百万円で、前連結会計年度末より9.1%減少しました。
純資産は17,145百万円で、前連結会計年度末より1.9%増加しています。

資産の部

当第2四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ1,216百万円減少しました。
これは主に、現金及び預金が764百万円、その他流動資産が1,359百万円減少したことによります。
一方で、商品及び製品が559百万円、機械装置及び運搬具が556百万円増加しています。

負債の部

負債合計は、前連結会計年度末より1,536百万円減少しました。
流動負債では短期借入金が660百万円、その他流動負債が586百万円減少しています。
固定負債では長期借入金が282百万円減少しています。

純資産の部

純資産は、前連結会計年度末より320百万円増加しました。
利益剰余金が276百万円増加するとともに、自己株式の処分により131百万円増加しています。
一方で、非支配株主持分が112百万円減少しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は当期3.1%となっています。前期の3.1%と同水準を維持しています。
一方、ROE(自己資本利益率)は当期4.0%で、前期の4.2%から若干低下しています。
これは利益の増加が株主資本の増加に追いついていないためと考えられます。今後の更なる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,357百万円の収入投資活動によるキャッシュ・フローが690百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローが1,411百万円の支出となりました。
この結果、現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末から763百万円減少し、6,481百万円となっています。

配当の支払額

当第2四半期連結累計期間においては、1株当たり14円の配当を実施しました。
前期の1株当たり25円と比べると減少していますが、引き続き安定した配当を行っています。
今後の業績次第で、配当金水準の維持・向上が期待されます。

今後の展望

株式会社エンビプロ・ホールディングスは、「サーキュラーエコノミー(CE)をリードする」という戦略のもと、事業を推進しています。
今後も、CExpansion(CE実現)に向けた投資や、不採算事業からの撤退と新規事業の拡大などに取り組み、収益力の向上を目指していくものと考えられます。
中長期的な企業価値の向上に期待が高まっています。

編集部のまとめ

株式会社エンビプロ・ホールディングスの2023年12月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比9.4%増加と好調な業績を維持しました。
利益面でも、前年同期並みの水準を確保できていることから、収益力の底堅さがうかがえます。
今後は、環境関連事業の更なる拡大と収益性の改善に期待が高まっています。

株式会社エンビプロ・ホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社エンビプロ・ホールディングスの決算日は6月30日で、四半期決算は9月30日、12月31日、3月31日に行われています。
当第2四半期は1株当たり14円の配当を実施しました。今後も安定した配当の継続が期待されます。

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