株式会社大紀アルミニウム工業所の第97期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社大紀アルミニウム工業所の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。同社は、アルミニウム二次合金の製造・販売を主な事業としている企業です。現在、世界的な需要変動や原料価格高騰の影響を受けつつも、着実に業績を伸ばし続けている注目の企業です。

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企業情報

企業名: 株式会社大紀アルミニウム工業所
証券コード: 57020
決算期: 3月

株式会社大紀アルミニウム工業所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社大紀アルミニウム工業所の決算日は3月31日です。決算発表は、4月中旬と10月中旬に年2回行われています。

主な事業

株式会社大紀アルミニウム工業所の主な事業は、アルミニウム二次合金の製造・販売です。自動車や建設、電気機器などの分野で使用される高品質なアルミニウム二次合金の製造を行っています。また、ダイカスト製品の事業や、アルミニウム溶解炉の事業も手がけています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の連結売上高は2,018億86百万円と前年同期比6.2%減となりました。営業利益は33億1百万円と大幅に減少しましたが、引き続き黒字を確保することができました。売上高営業利益率は1.6%と低下傾向にあります。

売上・利益の推移

同社の売上高は、過去3年間で2,700億円台を維持しています。一方、営業利益は130億円前後と推移してきましたが、最近は減少傾向にあります。需要変動や原料価格高騰の影響を受けつつも、着実に黒字を確保できている企業といえます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社大紀アルミニウム工業所の2023年12月期第3四半期の連結貸借対照表を見ると、総資産1,436億23百万円純資産713億44百万円と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産1,115億27百万円固定資産320億96百万円となっています。現金や売掛金、棚卸資産などが主な内訳です。

負債の部

負債の部では、流動負債620億12百万円固定負債102億66百万円となっています。短期借入金が大半を占めています。

純資産の部

純資産の部では、資本金63億46百万円利益剰余金483億73百万円となっています。自己資本比率は49.8%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

同社のROAは直近3年間で平均4.2%、ROEは平均11.3%となっています。アルミニウム業界の中では比較的高い水準を維持できています。経営の効率性と収益性が高いことが分かります。

キャッシュフロー

営業キャッシュ・フローは堅調に推移しており、投資キャッシュ・フローも設備投資等に活用されています。財務キャッシュ・フローは借入金の返済等で減少傾向にあります。全体としては、企業の成長と安定性が確認できるキャッシュフロー状況といえます。

配当の支払額

株式会社大紀アルミニウム工業所は、1株当たり年間配当金70円を実施しています。安定配当を維持しつつ、着実な成長と収益力の向上に努めています。

今後の展望

今後の事業環境は不透明ですが、同社はアルミニウム製品の需要増加やコスト管理の強化に取り組み、更なる業績向上を目指しています。自動車や建設、電機など幅広い需要分野に対応できる経営基盤を有していることから、中長期的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社大紀アルミニウム工業所は、アルミニウム二次合金を中心に堅調な業績を残し続けている企業です。原料価格高騰などの影響を受けながらも、効率的な経営管理により着実に成長を遂げています。今後も、自動車や建設、電機など幅広い需要分野に対応した製品開発や生産体制の強化に注目が集まりそうです。

株式会社大紀アルミニウム工業所の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算は3月31日で、年2回の決算発表を行っています。また、1株当たり年間配当金は70円と安定的な配当を実施しています。同社の業績と財務体質の健全性が高いことから、今後の株価動向にも期待が高まるかもしれません。

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