DOWAホールディングス株式会社の第121期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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DOWAホールディングスの決算がついに公表されました!業績は堅調で、経常利益は前年同期比26.9%減33,138百万円となりました。非鉄金属価格の下落や電力価格高騰の影響はありましたが、自動車関連製品やサービスが好調に推移したことで、収益性を維持できた模様です。

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企業情報

企業名: DOWAホールディングス株式会社
証券コード: 57140
決算期: 3月期

DOWAホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

DOWAホールディングス株式会社は3月期の決算を行っています。具体的には、4月1日から3月31日までの1年間の業績を、5月中旬頃に公表しています。

主な事業

DOWAホールディングス株式会社は、環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理の5つのコアビジネスを展開しています。中でも環境・リサイクル事業は同社の主力で、廃棄物処理やリサイクルなどの事業を国内外で手掛けています。また、製錬事業では金属地金の生産、電子材料事業では半導体・電子部品の製造、金属加工事業では自動車関連製品の製造など、幅広い事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の 売上高は551,675百万円経常利益は33,138百万円と、前年同期比でそれぞれ7.0%減、26.9%減となりました。非鉄金属価格の下落や電力価格の高騰などのマイナス要因がありましたが、自動車関連製品の好調などで、収益性を一定程度維持できたと言えるでしょう。

売上・利益の推移

DOWAホールディングスの売上高は、592,933百万円(前年同期)から551,675百万円(当期)と減少しました。一方で、経常利益は45,353百万円(前年同期)から33,138百万円(当期)と大幅に減少しています。これは主に、非鉄金属価格の下落やエネルギーコストの高騰などの影響が大きかったためです。ただし、自動車関連製品の需要は堅調に推移したことで業績への下押し圧力は抑えられたと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

DOWAホールディングスの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が619,730百万円となっています。これは前連結会計年度末より35,551百万円減少したものです。主な要因は、原材料及び貯蔵品の減少商品及び製品の減少などです。

資産の部

資産の部では、流動資産が47,213百万円減少しました。一方で、固定資産は11,662百万円増加しており、有形固定資産が増加したことが主な要因です。

負債の部

負債の部では、コマーシャル・ペーパーの減少社債の減少長期借入金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して62,602百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益が24,020百万円となったことから、株主資本が15,194百万円増加しました。また、為替換算調整勘定の増加などにより、純資産合計は27,050百万円増加しています。

ROAとROE

DOWAホールディングスのROA(総資産利益率)は4.9%ROE(自己資本利益率)は6.2%となっています。前年同期と比較して、ROAは0.6ポイント低下し、ROEは0.3ポイント低下しました。これは主に売上高と経常利益の減少により、収益性が低下したためです。ただし、依然として高い水準の収益性を維持できている企業といえるでしょう。

キャッシュフロー

DOWAホールディングスの当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは51,048百万円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは28,186百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは8,641百万円の支出となっています。これにより、現金及び現金同等物の期末残高は70,033百万円となりました。

配当の支払額

DOWAホールディングスの当第3四半期連結累計期間の配当金支払額は、1株当たり130円(うち特別配当金25円)となりました。前年同期と比べて、1株当たり配当金は据え置きとなっています。今後の業績次第では、更なる配当増加も期待できるでしょう。

今後の展望

DOWAホールディングスは、中期的な成長戦略として「循環型ビジネスモデルの進化」と「サステナビリティ・マネジメントの強化」に取り組んでいます。具体的には、環境・リサイクル事業の更なる強化や、新エネルギー関連製品の拡大などに注力していく方針です。また、エネルギーコストの上昇に対しては、生産性の向上やコスト削減に努めていく考えです。今後も、収益性の向上と財務体質の改善に向けて、着実に施策を推進していくことが期待されます。

編集部のまとめ

DOWAホールディングスの決算は、売上高は減少したものの、収益性を一定程度維持できた内容でした。今後も自動車関連製品の需要は堅調に推移すると見られ、環境・リサイクル事業の強化などによる収益力の向上が期待できます。また、同社は財務体質の改善にも注力しており、今後の業績にも期待が高まります。

DOWAホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

DOWAホールディングスの決算日は3月31日で、4月1日から3月31日までの1年間の業績を、5月中旬頃に公表しています。また、当期の配当金は1株当たり130円で、前年同期と同水準の高水準配当を維持しています。今後も、業績に応じた適切な利益還元が期待されます。

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