株式会社UACJの第11期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社UACJの第3四半期決算が発表されました。売上高が6,602億円、営業利益は221億円と前年同期比で大幅に増加しており、企業業績が好調に推移していることがわかります。

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企業情報

企業名: 株式会社UACJ
証券コード: 57410
決算期: 3月31日

株式会社UACJの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社UACJの決算は3月31日までの1年間の決算となっています。また、第1四半期は4月1日~6月30日、第2四半期は7月1日~9月30日、第3四半期は10月1日~12月31日、第4四半期は1月1日~3月31日となっています。

主な事業

株式会社UACJは、アルミニウム圧延品や加工品の製造・販売を行っています。具体的には、板、箔、押出製品、鋳物製品、鍛造製品などのアルミ圧延品の製造と販売のほか、アルミ・銅等の金属加工製品の製造・販売などを手がけています。国内外の様々な産業分野にアルミニウム製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は6,602億円営業利益は221億円と前年同期と比べて大幅に増加しています。また、税引前四半期利益は134億円と高い収益性を示しています。このように、アルミ関連製品の需要が堅調に推移し、販売価格の改定効果もあって、業績が好調に推移しています。

売上・利益の推移

UACJの売上高は前年同期比10.9%減少しましたが、営業利益は前年同期比101.7%増加税引前四半期利益も前年同期比118.2%増加しています。このように、収益性は大幅に改善されており、アルミ関連製品の需要や販売価格の改定が好影響を及ぼしているものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

総資産は9,182億円となっており、前期末比2.5%の増加となっています。主な要因は、外貨建て資産の増加などによる為替換算の影響です。

負債の部

負債合計は6,352億円で、前期末比1.2%の増加となっています。借入金などが増加しています。

純資産の部

純資産は2,829億円で、前期末比5.6%の増加となっています。親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上や為替換算差額の増加などによるものです。

ROAとROE

UACJのROAは前期末の2.7%から当第3四半期で3.1%に改善しています。ROEも前期末の27.5%から28.4%へと上昇しています。アルミ関連製品の需要回復とともに、販売価格の改定効果により収益性が向上し、資産効率も高まっているものと考えられます。

キャッシュフロー

営業キャッシュ・フローは457億円の収入となり、前年同期比大幅に改善しています。一方で、投資キャッシュ・フローは267億円の支出となり、財務キャッシュ・フローは81億円の支出となっています。全体としては現金及び現金同等物は354億円と前期末から増加しています。

配当の支払額

UACJは期中に2回の配当を実施しており、中間配当として1株当たり45円期末配当として1株当たり85円の配当を予定しています。株主還元の充実にも取り組んでいます。

今後の展望

UACJは、自動車関連や電機・電子、建材などの幅広い分野でアルミ製品の需要拡大が見込まれると説明しています。販売数量の減少や原材料価格高騰の影響もありますが、価格改定効果を活かせるよう努めていきます。また、省エネや環境対応、DXの推進など、様々な成長戦略にも取り組むとしています。今後の業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

UACJは、アルミニウム関連事業を中心に、好調な業績を維持しています。世界的な原材料価格高騰や需要動向の悪化といった懸念材料はありますが、販売価格の適正化や成長戦略の推進によって収益力を高めています。また、着実な株主還元にも注力しており、今後の業績拡大に期待が高まります。

株式会社UACJの決算日や配当についてまとめました。

UACJの決算は3月31日までの1年間の業績を対象としており、第1四半期から第4四半期までの四半期ごとの決算も発表しています。配当については、中間配当として1株当たり45円、期末配当として1株当たり85円の配当を実施する見込みです。企業業績が順調に推移している中で、株主還元の充実にも取り組んでいることがわかります。

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