JMACS株式会社の第61期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

JMACS株式会社の2024年5月期第1四半期決算が発表されました。主力の電線事業が好調で、売上高は前年同期並みの1,190,203千円と堅調に推移しました。営業利益は42,990千円と前年同期から17.5%減少しましたが、四半期純利益は80,983千円と大幅増益となりました。

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企業情報

企業名: JMACS株式会社
証券コード: 58170
決算期: 2月末日

JMACS株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

JMACS株式会社の決算期は2月末日となっています。今回の四半期決算は、2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期に相当します。

主な事業

JMACS株式会社は電線事業を主力としています。防災用ケーブル、通信用ケーブル、計装・制御用ケーブルなど、さまざまな用途の電線を製造・販売しています。従来は「電線事業」と「トータルソリューション事業」の2つを報告セグメントとしていましたが、「トータルソリューション事業」を縮小したことから、当第1四半期会計期間より「電線事業」の単一セグメントとして開示しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は1,190,203千円と前年同期並みとなりました。一方で営業利益は42,990千円と前年同期から17.5%減少しましたが、四半期純利益は80,983千円と大幅な増益となりました。この背景には、法人税等調整額の大幅な減少があります。

売上・利益の推移

直近の決算期である第60期(2024年2月期)の売上高は5,343,911千円、経常利益は71,265千円、当期純利益は71,671千円と、前期からは増収増益基調で推移しています。今期も売上高は堅調に推移しているものの、原材料価格の高騰などを背景に利益率は若干の減少となっています。

四半期連結貸借対照表について

JMACS株式会社は四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表について記載します。

資産の部

当第1四半期会計期間末の総資産は9,158,698千円と、前事業年度末に比べ10,153千円増加しています。これは主に現金及び預金の増加や、商品及び製品、仕掛品の増加などによるものです。

負債の部

当第1四半期会計期間末の負債合計は4,541,597千円と、前事業年度末に比べ53,186千円減少しています。これは主に仕入債務の減少によるものです。

純資産の部

当第1四半期会計期間末の純資産は4,617,101千円と、前事業年度末に比べ63,340千円増加しています。これは主に四半期純利益の計上によるものです。

ROAとROE

JMACS株式会社のROA(総資産利益率)は前期2.2%から当第1四半期では2.1%と、若干の減少となっています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期1.5%から2.1%と改善しています。これは四半期純利益の増加と、自己資本の増加により、投下資本の効率性が高まったためと考えられます。

キャッシュフロー

JMACS株式会社は四半期キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、正確な数値は開示されていません。ただし、四半期貸借対照表から、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期に比べ増加している可能性があると考えられます。投資活動や財務活動によるキャッシュ・フローについては、詳細は次期の有価証券報告書で確認する必要があります。

配当の支払額

JMACS株式会社は年1回の配当を実施しています。当第1四半期では、前期末の剰余金処分として、1株当たり10円の配当を実施しています。

今後の展望

JMACS株式会社は、中期経営方針として「挑戦!」を掲げ、既存の方法にとらわれず、新しい取り組みにチャレンジしていくとしています。電線事業においては、短納期対応や製品開発などの強みを活かし、収益力の向上を目指していきます。また、株式市場からの評価向上にも注力していく方針です。

編集部のまとめ

JMACS株式会社の2024年5月期第1四半期決算は、売上高が前年並みを維持し、利益面でも堅調に推移しました。電線事業を中心に、短納期対応などの強みを活かした受注の拡大が功を奏している模様です。今後も新しい取り組みにチャレンジし、収益力の向上と株主還元の充実を目指していくことが期待されます。

JMACS株式会社の決算日や配当についてまとめました。

JMACS株式会社の決算期は2月末日で、年1回の期末配当を実施しています。当期は1株当たり10円の配当を行いました。今後も着実な業績拡大と株主還元の充実が期待されるでしょう。

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