株式会社いよぎんホールディングスの最新の四半期決算が発表されました。業績は好調で、収益が大幅に増加したようです。今後のさらなる成長に期待が高まります。
企業情報
企業名: 株式会社いよぎんホールディングス
証券コード: E37725
決算期: 3月期
株式会社いよぎんホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社いよぎんホールディングスの決算日は3月31日です。第3四半期の決算が2月13日に発表されました。通期の決算は3月下旬に発表される予定です。
主な事業
株式会社いよぎんホールディングスは、銀行業やリース業を主な事業としている持株会社です。傘下には株式会社伊予銀行などの子会社があり、金融サービスを幅広く提供しています。また、最近ではデジタル化にも注力しており、新しい事業にも積極的に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の業績は好調でした。経常収益は前年同期比9.8%増の1,454億円、経常利益は前年同期比7.1%増の492億円と、いずれも増加しています。業務効率の改善などにより収益力が高まっているようです。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、順調に増加してきています。売上高は2021年3月期の1,730億円から2023年3月期は1,730億円と、2年連続で増加しています。利益面でも、同期間に経常利益が420億円から492億円へと増加基調にあります。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産総額は8兆9,735億円と、前期末比で4,227億円増加しています。この増加は主に、貸出金が前期末比2,694億円増加したことによるものです。
資産の部
資産の部では、現金預け金が1兆7,367億円、貸出金が5兆5,737億円、有価証券が1兆4,927億円となっています。資産全体としてバランスのとれた構成になっています。
負債の部
負債の部では、預金が6兆3,527億円、借用金が7,170億円となっています。金融機関としての特徴的な負債構成になっています。
純資産の部
純資産の部では、資本金が200億円、利益剰余金が5,104億円となっています。自己資本比率も8.9%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは前年同期の0.47%から0.49%に改善し、ROEも前年同期の8.77%から8.90%に上昇しています。収益力の向上と資産効率の改善が進んでいるといえます。今後も業績の拡大に伴い、両指標のさらなる改善が期待されます。
キャッシュフロー
当第3四半期のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローが1,405億円の収入となっています。一方、投資活動によるキャッシュフローは81億円の支出となっています。全体としては、手元流動性が潤沢に確保されていると評価できます。
配当の支払額
2023年度の中間配当は、1株当たり10円が実施されました。前年同期の8円から増配となっています。今後も安定的な配当の維持が期待できそうです。
今後の展望
株式会社いよぎんホールディングスは、デジタル化への積極的な取り組みを行っていくほか、M&Aなども視野に入れて、事業規模の拡大を目指す方針です。金融サービスのさらなる高度化と収益力の向上に期待が集まっています。
編集部のまとめ
株式会社いよぎんホールディングスの業績は好調に推移しており、収益力の向上と財務健全性の維持が確認できました。今後もデジタル化やM&Aなどの成長戦略を着実に実行し、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。株主還元面でも、安定的な配当の維持が注目されます。
株式会社いよぎんホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社いよぎんホールディングスの決算日は3月31日で、第3四半期決算は2月13日に発表されました。配当については、2023年度の中間配当が1株当たり10円と、前年同期比で増配となっています。今後も安定的な配当が期待できそうです。