東洋シヤッター株式会社の第69期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東洋シャッターの2023年12月期決算報告書が公開されました。好調な業績を残した企業の実態をご紹介します。

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企業情報

企業名: 東洋シヤッター株式会社
証券コード: 59360
決算期: 2023年4月1日から2024年3月31日

東洋シヤッター株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東洋シヤッターの決算は年4回行われており、第3四半期の決算が今回の報告内容となっています。年間の決算スケジュールは、第1四半期(6月)、第2四半期(9月)、第3四半期(12月)、本決算(3月)の年間4回行われています。

主な事業

東洋シヤッターは、シャッターやスチールドアなどの建材製品の製造・販売を主な事業としています。住宅やビル、店舗、工場など、様々な用途のシャッターを提供しています。主力製品は軽量シャッター重量シャッターで、高機能・高品質な製品を手掛けています。

今期の業績と利益率は?

今期(2023年4月~12月)の業績は好調で、売上高は前年同期比7.2%増の158億9,671万円と大きく伸びました。営業利益は前年同期比115.5%増の9億8,445万円と倍増し、経常利益も2倍以上の9億4,604万円と大幅増益となりました。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は、2022年3月期が206億8,795万円、2023年3月期が148億3,324万円、そして今期2023年12月期が158億9,671万円と推移しています。利益面では、経常利益が2022年3月期が5億2,660万円、2023年3月期が4億2,659万円、そして今期が9億4,604万円と順調に増加しています。

四半期連結貸借対照表について

東洋シヤッターの2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表は健全な状態となっています。総資産は194億7,066万円で、前期末より8億550万円の増加となりました。

資産の部

流動資産が129億3,459万円と前期末より10億1,253万円増加しています。一方、固定資産は65億3,606万円と前期末より2億721万円減少しています。

負債の部

負債合計は110億2,582万円と前期末より2億9,083万円増加しました。流動負債が79億8,470万円、固定負債が30億4,112万円となっています。

純資産の部

純資産は84億4,483万円と前期末より5億1,454万円増加しています。自己資本比率は43.37%と良好な水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は、前期3.0%から4.9%に改善しています。また、ROE(自己資本利益率)も前期7.8%から11.6%に上昇しています。これは主に収益性の改善によるものと考えられます。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが好調に推移していることが窺えます。この結果、手元の現金及び預金残高は前期末比13億7,439万円増加し、財務基盤の強化が図られています。

配当の支払額

東洋シャッターは年2回(中間・期末)の配当を行っています。2023年3月期の配当金は1株当たり33円(中間18円、期末15円)でした。2024年3月期の配当予想は1株当たり36円と上方修正されています。

今後の展望

今後の事業環境は、原材料価格の高騰や金利上昇など、依然として不透明感が残るものの、建設需要は堅調に推移する見通しです。東洋シャッターは、受注競争力の強化生産効率の向上など、収益力向上に注力していきます。中期的には、売上高と収益性の双方の改善が期待されています。

編集部のまとめ

東洋シャッターは、建材製品の製造・販売を主力事業とする企業で、今期(2023年4月~12月)の業績は大幅な増収増益となりました。特に営業利益と経常利益が2倍以上に拡大したことが高評価されています。今後も需要の堅調な推移に加え、収益力向上への取り組みにより、持続的な成長が期待されます。

東洋シヤッター株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東洋シヤッター株式会社の決算は年4回(第1四半期6月、第2四半期9月、第3四半期12月、本決算3月)行われています。また、同社は年2回(中間・期末)配当を実施しており、2024年3月期の1株当たり配当金は36円と計画されています。引き続き株主還元に注力していく姿勢が窺えます。

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