株式会社オーネックスの第73期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社オーネックスの決算報告の内容をみてみましょう。オーネックスは金属熱処理加工事業と運送事業を手掛ける企業です。この度の決算では、主力取引業界である自動車部品関連の受注は微増したものの、産業工作機械関連や農業機械関連の受注が低調に推移したため、前年同期比10.5%減収となりました。利益面でも、電力費や原材料費の節減に努めたものの、営業損失となりました。しかし、特別利益の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は大幅に増加しています。

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企業情報

企業名: 株式会社オーネックス
証券コード: E01446
決算期: 2023年6月期

株式会社オーネックスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社オーネックスの決算日は6月30日となっています。四半期決算は年4回行われており、第2四半期の決算日は12月31日です。

主な事業

株式会社オーネックスは、金属熱処理加工事業運送事業の2つの事業を展開しています。主力の金属熱処理加工事業では、自動車部品、産業工作機械、農業機械などの金属部品の熱処理加工を行っています。また運送事業では、自社の物流拠点から得意先への配送サービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は減収減益となりました。売上高は前年同期比10.5%減の2,476百万円、営業利益は19百万円の損失、経常利益も44百万円の損失となっています。一方で、特別利益の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は225百万円と大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

直近2期の業績をみると、売上高は前年同期比減少しています。一方、利益面では、前期は経常利益・純利益ともに黒字でしたが、今期は経常損失、営業損失となっています。ただし、特別利益の計上により、純利益は大幅に伸長しました。

四半期連結貸借対照表について

オーネックスの四半期連結貸借対照表をみていきましょう。全体の資産合計は10,059百万円で、前期末と比較して123百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が529百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金、仕掛品、機械装置及び運搬具などが減少しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金、未払金、未払法人税等が減少した一方で、短期借入金が76百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が192百万円増加し、純資産合計は5,851百万円となっています。

ROAとROE

ROAは前期の2.0%から、今期は-0.4%と低下しています。一方でROEは前期の3.5%から、今期は3.8%と上昇しました。これは特別利益の計上による純利益の大幅増加により、自己資本利益率が高まったためです。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは、645百万円の収入となり、前年同期比で大幅に増加しています。これは主に保険金の受取があったためです。一方で、投資活動によるキャッシュフローは132百万円の支出、財務活動によるキャッシュフローは17百万円の収入となっています。この結果、現金及び現金同等物は3,057百万円となりました。

配当の支払額

オーネックスは年間配当金20円を支払っています。第2四半期の配当金の支払額は33百万円となっています。

今後の展望

オーネックスは、人手不足への備えとして、多能工化や仕事の定量化による生産体制の見直しを継続的に行い、生産性の向上に取り組んでいます。また、電力費や原材料費の節減にも努めており、収益体質の強化を図っていく方針です。

編集部のまとめ

株式会社オーネックスの決算では、主力の自動車部品関連の受注はわずかに増加したものの、その他の分野の受注が低調だったため、前年同期比で減収減益となりました。しかし、特別利益計上により四半期純利益は大幅増益となりました。今後は生産性向上や経費削減に取り組み、収益体質の強化を目指していきます。

株式会社オーネックスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社オーネックスの決算日は6月30日で、年4回の四半期決算を行っています。また、年間配当金は1株当たり20円を予定しています。今後の業績に注目していきましょう。

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