知多鋼業株式会社の第68期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

知多鋼業株式会社は、ばね製品の製造販売事業を手掛ける企業です。近年は、自動車業界の生産活動の回復を背景に堅調な業績を遂げています。今回の決算では、前年同期比で売上高が10%増し、利益率も高水準を維持しています。今後は、ウクライナ情勢の影響や中国経済の停滞など、景気悪化の不透明感も残るものの、引き続き着実に業績を伸ばしていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: 知多鋼業株式会社
証券コード: E01419
決算期: 2023年2月28日

知多鋼業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

知多鋼業株式会社の決算期は毎年2月末日です。当第3四半期会計期間は2023年9月1日から11月30日までの3ヶ月間となります。

主な事業

知多鋼業株式会社は、自動車部品メーカーを中心に、各種ばね製品の製造・販売を手掛けています。自動車用ばねのほか、産業機器やOA機器などの用途にも同社の製品が使われています。幅広い分野でのお客様ニーズに応える同社は、鋼材加工技術を軸に事業展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の連結売上高は、前年同期比10.0%増の10,786,707千円となりました。一方、営業利益は848,058千円で前年同期比3.1%減となりましたが、経常利益は1,445,430千円と高水準を維持しています。利益率についても、売上総利益率は16.1%、経常利益率は13.4%となり、堅調な収益力を見せています。

売上・利益の推移

同社の過去3年の連結業績をみると、売上高は増加傾向にあります。特に当期は、自動車部品の生産回復などを背景に連結売上高が前年同期比10.0%増となりました。一方、利益面では、営業利益が前年同期比3.1%減となりましたが、経常利益は前年同期比15.4%減の1,445,430千円を計上しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の連結貸借対照表をみると、資産合計は28,646,052千円と前期末比2,266,822千円の増加となりました。固定資産が1,617,108千円増加したことが主な要因です。一方、負債合計は5,561,743千円と前期末比327,799千円の増加、純資産合計は23,084,309千円と前期末比1,939,022千円の増加となっています。

資産の部

流動資産は前期末比649,714千円増の17,385,146千円となりました。受取手形及び売掛金が504,346千円増加したことが主な要因です。固定資産は前期末比1,617,108千円増の11,260,906千円となり、投資有価証券の増加が大きな要因となっています。

負債の部

流動負債は前期末比323,231千円増の4,282,948千円となりました。支払手形及び買掛金が222,692千円増加したほか、賞与引当金も132,384千円増加しています。一方、固定負債は前期末比4,568千円増の1,278,795千円となりました。

純資産の部

純資産合計は前期末比1,939,022千円増の23,084,309千円となりました。利益剰余金が851,641千円増加したほか、その他有価証券評価差額金が638,630千円増加しています。自己資本比率は78.4%となり、財務体質は引き続き強固な水準を維持しています。

ROAとROE

同社の収益性を示す指標として、ROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本利益率)があります。当第3四半期のROAは6.9%、ROEは8.6%となっています。ROAは前年同期比1.6ポイント減少したものの、依然として高水準を維持しています。一方、ROEは前年同期比2.2ポイント減少したものの、依然8%台を確保しており、株主還元面でも一定の水準を保っています。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュ・フローの状況については、営業活動によるキャッシュ・フローが1,215,900千円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが△1,211,941千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが△32,980千円のマイナスとなりました。これにより、当第3四半期末の現金及び預金残高は9,858,530千円となっています。

配当の支払額

知多鋼業株式会社は、株主還元を重視しており、1株当たり年間配当金は16円(うち中間配当8円)を予定しています。当第3四半期では中間配当8円を実施しており、株主の皆様への利益還元を継続的に行っています。

今後の展望

当社グループは、「鉄鋼・ばね事業を通じて社会に貢献する」というミッションを掲げており、今後も産業用ばねを中心に製品ラインアップの拡充や生産性の向上に取り組んでいきます。自動車部品以外でも幅広い用途での需要が見込まれ、中長期的な成長が期待されます。ただし、物価高や金利上昇などの影響も注視していく必要があります。

編集部のまとめ

知多鋼業株式会社は、自動車部品を中心に各種ばね製品の製造・販売を手掛ける企業です。当第3四半期の業績は、自動車業界の生産回復を背景に売上高が10%増と堅調に推移しました。利益率も高水準を維持しており、財務体質も引き続き強固です。今後も、産業用ばね分野の需要が期待されることから、中長期的な成長が見込まれます。ただし、物価高や金融政策の影響には注意が必要です。

知多鋼業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

知多鋼業株式会社の決算期は毎年2月末日で、当第3四半期の対象期間は2023年9月1日から11月30日までの3ヶ月間となります。同社は株主還元を重視し、1株当たり年間配当金は16円(うち中間配当8円)を予定しています。引き続き同社の業績に注目していきましょう。

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