日本PCサービス株式会社の今期の決算が発表されました！売上高は4,629百万円と前年同期比5.5%の減少となりましたが、営業利益は76百万円と大きく改善しました。主力事業のスマートライフサポート事業が好調で、一人ひとりのお客様に寄り添ったサービスが成果を上げている様子がうかがえます。今後も製品やサービスの品質向上に努め、顧客満足度をさらに高めていくことで、企業価値の向上につなげていってほしいですね。
企業情報
企業名: 日本ＰＣサービス株式会社
証券コード: E30999
決算期: 2023年8月期
日本ＰＣサービス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
日本PCサービス株式会社の決算期は8月期です。当四半期報告書は2023年9月1日から2024年5月31日までの第3四半期の業績を示しています。
主な事業
日本PCサービス株式会社は、パソコン、タブレット、スマートフォンなどのデジタル機器のトラブル解決やサポートを中心とした「スマートライフサポート事業」を展開しています。個人向けのサポートサービスや法人向けのITサポートなど、幅広いラインナップを取り揃えており、ユーザーニーズに合わせたきめ細かなサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は？
当第3四半期の業績は、売上高が4,629百万円と前年同期比5.5%の減少となりました。一方で、営業利益は76百万円と前年同期の営業損失から大幅に改善しています。これは、高付加価値サービスの提供や生産性の向上などに取り組んだ結果、収益性が向上したためです。
売上・利益の推移
日本PCサービス株式会社の売上高は、2023年8月期は6,449百万円と前期から減少しましたが、営業利益は6百万円と黒字に転換しています。今期第3四半期では、営業利益が76百万円と大幅に改善されており、今後も収益性の向上が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
日本PCサービス株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は2,098百万円となっています。前期末から101百万円増加しており、売掛金の増加などが主な要因です。一方、負債合計は1,857百万円で、前期末から6百万円の増加となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が1,639百万円と前期末から154百万円増加しています。これは主に売掛金が132百万円増加したことによるものです。一方、固定資産は459百万円で、前期末から53百万円減少しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が1,439百万円と前期末から52百万円増加しています。買掛金が47百万円増加したことが主な要因です。固定負債は417百万円で、前期末から46百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、240百万円と前期末から95百万円増加しています。利益剰余金が72百万円増加したことや、その他有価証券評価差額金が22百万円増加したことが主な要因です。
ROAとROE
日本PCサービス株式会社のROA（総資産経常利益率）は、前期の-0.6%から当期3期目では2.7%に改善しています。また、ROE（自己資本当期純利益率）も前期の-2.0%から30.2%と大幅に上昇しています。これは、収益性の向上と財務体質の改善によって、企業価値が高まってきていることを示しています。
キャッシュフロー
キャッシュフローの状況については、当四半期報告書には記載がありませんでした。しかし、前期の連結キャッシュフロー計算書によると、営業活動によるキャッシュフローは205百万円のプラスとなっていることから、安定した事業運営ができていると考えられます。
配当の支払額
当第3四半期連結累計期間においては、配当の支払いはありませんでした。過去の実績から見ると、業績に応じて適切な利益還元を行っていると思われます。今後も株主の皆様への利益還元に努めていくことが期待されます。
今後の展望
日本PCサービス株式会社は、「ONE-STOP DIGITAL HOSPITAL」をコンセプトに、個人向けのスマートライフサポートサービスと法人向けのITサポートサービスを展開しています。今後も顧客基盤の拡大と収益力の強化を図り、2025年8月期の連結売上高75億円、営業利益率5%の達成を目指していきます。デジタル化の進展に合わせた新サービスの開発など、積極的な事業展開が期待されます。
編集部のまとめ
日本PCサービス株式会社の当期業績は、売上減少ながらも大幅な増益となりました。デジタル機器のサポートサービスを中心とした事業モデルが奏功しているようです。今後もデジタル化の需要を取り込み、収益性の向上と持続的な成長を目指していくことが期待されます。株主還元面では、現時点では配当がないものの、業績に応じた株主還元策を講じることが望まれます。
日本ＰＣサービス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
日本PCサービス株式会社の決算期は8月期です。当四半期は2023年9月1日から2024年5月31日までの第3四半期の業績を示しています。配当については、当四半期連結累計期間では実施されていませんが、前期実績から見ると適切な利益還元を行っているものと思われます。今後も業績に応じた株主還元に期待が高まります。
