株式会社アドベンチャーの第18期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アドベンチャーの直近の四半期決算が発表されました!
同社は旅行事業やインベストメント事業を中心に事業を展開している企業です。
今期の業績は前年同期と比べ収益が10.6%増加し、営業利益は33.7%減、税引前利益が35.6%減と好調とは言えない状況ですが、今後のさらなる成長に期待がかかっています。

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企業情報

企業名: 株式会社アドベンチャー
証券コード: 60300
決算期: 6月末

株式会社アドベンチャーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アドベンチャーの決算期は6月末となっています。
具体的には、第3四半期決算が2024年3月31日、年間決算が2024年6月30日となります。
決算の発表はそれぞれ2024年5月13日、2024年9月中旬頃に行われる予定です。

主な事業

株式会社アドベンチャーの主な事業は旅行事業投資事業です。
旅行事業では、国内外の航空券、ホテル、レンタカー、ツアーなど幅広い商品の販売を行っています。
また、投資事業では、将来性のある企業への投資を行い、キャピタルゲインの獲得を目指しています。
近年は海外展開にも注力しており、東南アジアを中心に事業を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

株式会社アドベンチャーの当第3四半期連結累計期間の業績は、収益が16,591,585千円営業利益が1,631,680千円税引前四半期利益が1,561,867千円となりました。
前年同期と比べると収益は10.6%増加しましたが、利益面では営業利益が33.7%減、税引前四半期利益が35.6%減と厳しい結果となっています。
利益率としては、営業利益率が9.8%、税引前四半期利益率が9.4%となっています。

売上・利益の推移

株式会社アドベンチャーの売上高は、前期の20,027,736千円から当期は16,591,585千円と若干の減少となりました。
一方で、税引前四半期利益は前期の2,853,264千円から当期は1,561,867千円と大幅に減少しています。
この背景には、広告宣伝費の増加などによる販売費及び一般管理費の上昇があると考えられます。
今後はコスト管理を強化し、収益性の改善が課題になると言えでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社アドベンチャーの当第3四半期連結会計期間末の総資産は30,339,117千円となり、前期末から6,797,124千円増加しました。
この増加の主な要因は、現金及び現金同等物やのれんの増加によるものです。
一方、負債合計は17,129,988千円と、前期末から4,951,450千円増加しました。
これは、社債及び借入金が増加したことが主な要因です。
純資産合計は13,209,129千円となり、前期末から1,845,673千円増加しています。

資産の部

株式会社アドベンチャーの当第3四半期連結会計期間末の資産合計は30,339,117千円となりました。
この内訳としては、現金及び現金同等物が17,843,187千円営業債権及びその他の債権が3,486,875千円のれんが3,041,811千円などとなっています。
全体として、現金や営業債権、のれんなどが大きな割合を占めています。

負債の部

負債合計は17,129,988千円となっています。
内訳としては、社債及び借入金が7,829,679千円営業債務及びその他の債務が7,558,552千円などとなっています。
社債及び借入金が大きな割合を占めており、財務リスクも高まっていると言えるでしょう。

純資産の部

純資産合計は13,209,129千円となっています。
この内訳として、利益剰余金が5,506,009千円となっています。
自己資本比率は40.0%と高水準を維持しており、財務基盤は比較的健全と言えます。

ROAとROE

株式会社アドベンチャーのROA(総資産経常利益率)は前期の12.1%から当期は5.2%と大きく低下しています。
また、ROE(自己資本利益率)も前期の16.2%から当期は7.6%と大幅に減少しています。
この背景には、利益の減少と資産の増加が影響していると考えられます。
今後は収益性の改善とともに効率的な資産運用が課題となっているといえるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社アドベンチャーの当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが666,346千円投資活動によるキャッシュ・フローが△518,634千円財務活動によるキャッシュ・フローが3,683,855千円となっています。
全体としては3,831,567千円のキャッシュ増加となり、前期末に比べて3,838,335千円増加しています。
財務活動での調達資金が手元流動性を高めた形となっています。

配当の支払額

株式会社アドベンチャーは、前期の1株当たり配当金が22.0円、当期は20.0円の配当を実施しております。
配当性向は前期の9.4%から当期は17.8%に上昇しています。
今後も安定的な配当を維持していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社アドベンチャーは、国内旅行事業の強化に加えて、東南アジアやグローバル展開にも力を入れていく方針です。
近年の需要回復を受けて、さらなる成長が期待されています。
また、今回の企業買収により、海外事業の拡大やシナジー効果の発揮にも注目が集まっています。
利益率の改善や財務基盤の安定化など、課題も残されていますが、今後の業績回復に期待が高まっている企業だと言えるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社アドベンチャーは、コロナ禍の影響を受けつつも、旅行需要の回復に合わせて業績の改善を目指している企業です。
今期の決算では収益は増加したものの利益は減少しており、今後の収益性の改善が課題となっています。
一方で、海外展開やM&Aなど積極的な成長戦略も展開しており、中長期的な視点から期待が寄せられる企業だと言えるでしょう。

株式会社アドベンチャーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アドベンチャーの決算期は6月末となっており、第3四半期決算が2024年3月31日、年間決算が2024年6月30日に行われます。
また、前期の1株当たり配当金は22.0円、当期は20.0円の配当を実施しています。
今後も安定的な配当を行っていくことが期待されます。

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