株式会社アイ・アールジャパンホールディングスの第10期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

コンサルティング・調査
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アイ・アールジャパンホールディングスの2023年第3四半期決算が発表されました。コンサルティング会社として、企業のIR・SR活動をサポートしており、有事対応案件平時対応案件を手がけています。今期の業績は堅調で、前年同期比で営業利益が19.7%増加するなど、着実な成長を遂げています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社アイ・アールジャパンホールディングス
証券コード: E31054
決算期: 2023年3月期

株式会社アイ・アールジャパンホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アイ・アールジャパンホールディングスの決算期は3月期です。具体的な決算日は3月31日で、四半期決算は6月、9月、12月に行われます。

主な事業

株式会社アイ・アールジャパンホールディングスは、IR・SR活動に専門特化したコンサルティングを行っています。実質株主判明調査議決権分析企業防衛・企業価値向上などの平時対応案件、そしてアクティビスト対応支配権争奪M&A対応などの有事対応案件に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が4,469百万円営業利益が1,052百万円と前年同期比で減収ながらも増益となっています。利益率も営業利益率は23.5%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

近年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2022年3月期が6,012百万円、2023年3月期は4,621百万円でした。一方で、営業利益は2022年3月期が879百万円、2023年3月期は1,054百万円と増加傾向にあります。有事対応案件の受託が増加したことで、高い収益性を維持できている様子がうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表では、総資産は6,782百万円となっています。このうち、現金及び預金は4,248百万円と手元流動性を確保しています。一方の負債は1,466百万円と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が4,248百万円と大半を占めています。これは事業活動によるキャッシュ・フローの積み上げによるものです。また、受取手形、売掛金及び契約資産が484百万円となっています。

負債の部

負債の部では、買掛金が50百万円未払金が144百万円契約負債が240百万円となっています。負債総額は1,466百万円と、健全な財務体質を維持しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が865百万円利益剰余金が4,302百万円となっています。自己資本比率は78.4%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期の12.7%から11.5%に低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期の11.9%から13.3%に上昇しています。これは、有事対応案件の受託増加により収益性が高くなったことが背景にあります。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは1,048百万円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは178百万円のマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュ・フローは1,474百万円のマイナスとなっていますが、これは配当金支払いによるものです

配当の支払額

当期の配当金は、中間配当として1株当たり15円、期末配当として1株当たり68円の支払いを予定しています。前期の年間配当が113円であったことから、増配基調に転じていることがわかります。

今後の展望

今後、企業再編やM&Aの活発化が見込まれる中、当社はアクティビスト対応やM&A支援などの有事対応案件を中心に受託増加が期待できます。一方で、平時対応案件の受託減少も課題となっていますが、顧客との関係強化などで克服していくとしています。今後も高収益性を維持しつつ、持続的な企業価値向上に尽力していくことでしょう。

編集部のまとめ

株式会社アイ・アールジャパンホールディングスは、IR・SR活動に特化したコンサルティング会社です。有事対応案件の受託増加により、売上の減収ながら増益を達成しています。今後も企業再編やM&Aの活発化が見込まれる中で、同社の高い収益性と安定した財務体質が評価されそうです。引き続き、企業の持続的な成長を支援していくことが期待されます。

株式会社アイ・アールジャパンホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アイ・アールジャパンホールディングスの決算期は3月期で、具体的な決算日は3月31日です。また、同社は中間配当と期末配当の年2回の配当を実施しており、直近は1株当たり83円の配当を行っています。今後も増配基調で、投資家の期待に応えていくことが期待されます。

タイトルとURLをコピーしました