日本スキー場開発株式会社の第19期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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日本スキー場開発株式会社の2024年7月期第3四半期決算が発表されました。同社は北アルプスに位置する白馬エリアを中心としたスキーリゾートを運営する企業で、ウィンターシーズンだけでなく、グリーンシーズンにも多くのお客様にご来場いただいています。

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企業情報

企業名: 日本スキー場開発株式会社
証券コード: 6408
決算期: 7月期

日本スキー場開発株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算日は7月31日で、第3四半期決算は4月30日です。年間の決算スケジュールは、第1四半期が10月末、第2四半期が1月末、第3四半期が4月末、本決算が7月末となっています。

主な事業

同社の主な事業は、北アルプスの白馬エリアを中心としたスキーリゾートの運営です。白馬八方尾根スキー場やつがいけマウンテンリゾートなど、7つのスキー場を直接運営するほか、競合他社の経営サポートも行っています。また、グリーンシーズンにはキャンプ場やアウトドアレジャー施設の運営など、四季を通じて地域の観光産業を支えています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は7,314,880千円と、前年同期比で19.7%の増加となりました。また、営業利益は1,987,900千円と、前年同期比で37.1%の増加を記録しています。これにより、売上高営業利益率は27.2%となっており、非常に高い収益性を維持できています。

売上・利益の推移

同社の売上高は、ウィンターシーズンに大きく依存しています。当第3四半期連結累計期間では、前年を上回る1,644千人の来場者数を記録し、コロナ禍前の水準である1,582千人を3.9%上回る結果となりました。また、販売価格の適正化やサービスの高付加価値化により、売上高あたりの収益性も向上しています。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は11,577,532千円と前期末より大幅に増加しています。これは、設備投資に伴う有形固定資産の増加が主な要因です。一方で、負債は4,229,750千円と増加しており、長期借入金の増加が影響しています。自己資本比率は63.4%となっており、健全な財務基盤を維持しています。

資産の部

同社の資産の部では、現金及び預金が3,906,031千円と大幅に増加しています。また、設備投資に伴い有形固定資産が6,467,305千円と大きく増加しています。これにより、総資産は前期末から大幅に増加しています。

負債の部

負債の部では、長期借入金が2,446,340千円と大幅に増加しています。これは主に、設備投資に伴う資金調達によるものです。一方で、流動負債は前期末比増加したものの、負債総額に占める割合は低下しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が5,102,407千円と大幅に増加しています。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。また、自己株式の取得により、自己資本比率は63.4%となっており、健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

当第3四半期連結累計期間のROAは年率換算で23.1%、ROEは26.3%となっており、非常に高い水準を維持しています。これは、高収益性のスキー場事業を中心に、グリーンシーズンの収益性も向上していることが要因です。今後も安定的な収益基盤を維持し、成長を続けていくことが期待されます。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローは、営業キャッシュ・フローが2,084,563千円の黒字を計上しています。一方で、投資キャッシュ・フローは1,801,896千円の支出となっており、主に設備投資に充当されています。これにより、現金及び現金同等物は3,906,031千円と大幅に増加しており、財務安定性も高まっています。

配当の支払額

同社は、株主還元の一環として年間配当金7円を継続して実施しています。当第3四半期連結累計期間においては、106,165千円の配当を支払っています。今後も安定的な配当を実施していくことが期待されます。

今後の展望

同社は、国内のスキー人口の減少や自然災害への対応など、課題を抱えつつも、新規事業の展開やM&A、アライアンス戦略により、着実に成長を続けています。今後も、新型コロナの影響回復とともに、インバウンド需要の取り込みに注力し、更なる収益拡大を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

日本スキー場開発株式会社は、北アルプスの白馬エリアを中心としたスキーリゾートの運営を手掛ける企業です。ウィンターシーズンだけでなく、グリーンシーズンにも収益の柱を持つ、安定性の高い事業モデルを構築しています。今期の業績は好調で、収益性の高さを示しており、今後も成長余地が大きいと評価できます。今後の更なる発展に期待が高まります。

日本スキー場開発株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本スキー場開発株式会社は7月31日が決算日で、年4回の四半期決算を行っています。また、年間配当金は7円で、安定した株主還元を行っています。今後も順調な業績と財務体質の維持を期待できるでしょう。

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