株式会社レントラックスの最新の決算内容をお届けします。レントラックスは広告代理事業を中心に展開する東京証券取引所グロース市場上場企業です。直近期の決算では堅調な業績を維持しており、今後の事業展開にも注目が集まっています。
企業情報
企業名: 株式会社レントラックス
証券コード: 6050
決算期: 3月期
株式会社レントラックスの決算日・決算時期(スケジュール）は？
レントラックスの決算日は3月31日で、6月下旬に通期決算、2月中旬に第3四半期決算の発表を行います。投資家の皆さまはこのスケジュールを参考にして、同社の業績動向をチェックしましょう。
主な事業
レントラックスは、成果報酬型広告サービス事業を中核に据えながら、検索連動型広告代行や中古建設機械マーケットプレイスなどの事業を展開しています。広告代理店としての強みを生かしつつ、IT技術を活用したプラットフォーム型ビジネスモデルの構築にも注力しています。
今期の業績と利益率は？
レントラックスの当第3四半期の連結業績は、売上高が2,415,202千円、経常利益は443,080千円となりました。売上高は前年同期比98.8％と一部減少しましたが、利益率は高水準を維持しています。下期以降も業績回復が期待されます。
売上・利益の推移
レントラックスの売上高は過去3年間で3,296,856千円から2,415,202千円に減少しましたが、経常利益は1,079,062千円から443,080千円と比較的堅調に推移しています。広告事業の強みを活かし、収益性の高いビジネスモデルを構築できていると評価できます。
四半期連結貸借対照表について
レントラックスの四半期連結貸借対照表を見ると、資産は8,761,756千円、負債は5,717,954千円、純資産は3,043,801千円となっています。健全な財務体質を維持しつつ、事業拡大のための投資にも取り組んでいる様子が伺えます。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が大幅に増加し、4,370,519千円となりました。一方で、売掛金が減少するなど、流動性の確保にも注力しています。
負債の部
負債の部では、買掛金が減少し、短期・長期借入金が増加しています。運転資金の確保と同時に、設備投資資金の確保にも取り組んでいると考えられます。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が2,155,345千円と着実に積み上がっており、その他有価証券評価差額金も増加するなど、株主資本の充実が図られています。
ROAとROE
レントラックスのROAは5.1％、ROEは10.5％となっています。前期と比べてROAは低下しましたが、ROEは上昇しており、収益性と資本効率性のバランスが取れた経営が行われているといえるでしょう。今後も安定的な収益基盤の確立に期待が寄せられます。
キャッシュフロー
レントラックスのキャッシュフローは、営業活動によりプラスの443,080千円を確保し、投資活動で△305,284千円、財務活動で1,029,434千円のキャッシュを得ています。手元流動性の確保と事業投資の両立ができている様子が見て取れます。
配当の支払額
レントラックスは、前期の1株当たり配当金を21円と、前々期から大幅に増額しました。安定的な配当政策を実施しており、株主還元にも力を入れている企業といえます。
今後の展望
レントラックスは、現在の成果報酬型広告サービス事業を軸に、新たなサービスの開発や海外展開にも取り組んでいく方針です。広告代理事業での強みを活かしつつ、IT技術を活用したプラットフォームビジネスの確立を目指しています。今後の事業拡大と業績向上が期待されます。
編集部のまとめ
レントラックスは、広告代理事業を中心に順調に業績を伸ばしている企業です。直近では一時的な売上減少があったものの、収益性の高い事業モデルを構築しており、財務体質も健全です。今後の事業展開にも期待が高まっています。引き続き、同社の動向に注目していきましょう。
株式会社レントラックスの決算日や配当についてまとめました。
レントラックスの決算日は3月31日で、6月下旬と2月中旬に決算を発表しています。配当金は1株当たり21円と、前期から大幅に増額しており、株主還元にも力を入れている企業です。今後も同社の業績動向と株主還元策に注目していきましょう。
