株式会社ウチヤマホールディングスの第18期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ウチヤマホールディングスの決算報告を見ると、同社の経営状況が着実に改善されていることがうかがえます。新型コロナウイルス感染症の影響から徐々に回復し、当第3四半期では営業利益488,090千円を計上。前年同期の営業損失559,997千円から大幅に改善しています。介護事業の好調や経費削減など、経営の効率化が奏功しているようですね。今後も新たな取り組みを進めながら、さらなる成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社ウチヤマホールディングス
証券コード: E26454
決算期: 3月期

株式会社ウチヤマホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

ウチヤマホールディングスの決算期は3月期で、決算日は3月31日です。決算発表は例年4月上旬に行われ、株主総会は6月に開催されています。

主な事業

ウチヤマホールディングスグループは、介護事業カラオケ事業飲食事業不動産事業などを手掛けている総合サービス企業です。介護事業は同社の主力事業で、全国各地に介護付有料老人ホームやデイサービスなどのサービス拠点を展開しています。また、カラオケ事業やグループ不動産の有効活用にも取り組み、収益の多角化を図っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の連結業績は、売上高が21,576,293千円と前年同期比7.4%増加。営業利益は488,090千円と好調に推移しています。特に介護事業の売上高が17,031,093千円と6.1%増加し、セグメント利益も63.9%増加と大幅な改善が見られました。一方、カラオケ事業やコロナ禍の影響が残る飲食事業では、売上高は増加しつつも依然厳しい状況が続いています。

売上・利益の推移

ウチヤマホールディングスの売上高は、前期から26,911,561千円まで回復。営業損益も当期第3四半期で488,090千円の黒字に転換しました。前期まで3期連続で営業損失を計上していた同社ですが、新型コロナウイルス感染症の影響が和らいだことで業績の改善が進んでいます。今後も介護事業を中心に収益拡大を図っていく方針のようです。

四半期連結貸借対照表について

ウチヤマホールディングスの当第3四半期末の総資産は30,024,811千円となり、前期末から42,880千円減少しました。流動資産は前期末比増加、固定資産は減少しています。一方、負債は17,547,876千円と前期末から257,432千円減少しており、有利子負債の削減が進んでいます。純資産は12,476,934千円と前期末比214,552千円増加し、自己資本比率は41.6%となっています。

資産の部

資産の部は、現金及び預金が9,563,290千円と前期末比増加し、流動性が高い状態にあります。一方で、有形固定資産の建物及び構築物などが減少しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金や1年内返済予定の長期借入金が減少しており、有利子負債の削減が進んでいます。また、契約負債も減少しています。

純資産の部

純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、利益剰余金が増加しています。一方で、配当金の支払いにより一部相殺されています。自己資本比率は41.6%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ウチヤマホールディングスのROA(総資産利益率)は前期3.7%から当期第3四半期は8.4%へと大幅に改善しています。これは営業利益の黒字化により、総資産に対する収益性が高まったことを示しています。またROE(自己資本利益率)も前期-3.3%から当期9.2%へと大幅に上昇しており、株主資本の効率的な活用が進んでいます。今後も介護事業を中心に収益力の向上を図り、収益性指標の更なる改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは1,369,215千円の収入となりました。有利子負債の返済などにより財務活動によるキャッシュ・フローは458,314千円の支出でしたが、期末の現金及び預金残高は9,563,290千円と十分な流動性を確保しています。今後の事業展開に必要な資金を内部留保で賄えるよう、今後も安定したキャッシュ・フロー創出に取り組むことが重要でしょう。

配当の支払額

ウチヤマホールディングスは、当期第2四半期と第3四半期に年間配当金10円を実施しました。この結果、当期累計の配当金総額は194,215千円となっています。業績の回復を受けて配当を復活させたことは株主還元の強化に繋がっており、評価できるでしょう。今後も安定配当の維持に努めていくと考えられます。

今後の展望

ウチヤマホールディングスは、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復基調にあります。介護事業の収益性向上や経費削減の取り組みが効果を発揮し、業績は着実に改善しています。今後は、介護施設の新規開設や不動産事業の強化など、新たな収益源の確保にも注力していく方針です。また、経営の効率化やデジタル化にも取り組み、事業基盤の強化を図っていくとのことです。引き続き、成長戦略を着実に実行し、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。

編集部のまとめ

ウチヤマホールディングスの当第3四半期決算は、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復が見られ、業績が大幅に改善しました。介護事業が引き続き好調で、収益性の向上も進んでいます。一方、カラオケ事業や飲食事業は依然として厳しい状況にあるものの、全体としては順調な業績回復が確認できました。今後は介護事業を中心に新たな成長機会の創出を目指し、企業価値の向上に努めていくことが期待されます。

株式会社ウチヤマホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

ウチヤマホールディングスの決算期は3月期で、決算日は3月31日です。株主総会は6月に開催されます。当期は上期と下期の年間配当金10円を実施し、配当総額は194,215千円となりました。業績回復を受けて配当を復活させたことは、株主還元の強化につながっています。今後も安定した配当の実施が期待されます。

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