株式会社ユニバーサル園芸社の決算報告が発表されました。この企業は、園芸用品の販売を中心とした事業を展開する注目企業です。今期は売上高7,162,031千円、経常利益752,103千円と前期から大幅に増収増益となりました。特に人気のプリザーブドフラワーの販売や、新規顧客開拓などが好調に推移したようです。今後も新商品の開発や海外展開に力を入れ、更なる成長を目指しています。
企業情報
企業名: 株式会社ユニバーサル園芸社
証券コード: E26446
決算期: 6月
株式会社ユニバーサル園芸社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ユニバーサル園芸社の決算期は6月で、毎年年1回発表しています。第2四半期の決算情報として、令和5年7月1日~12月31日の期間の業績が今回発表されました。
主な事業
株式会社ユニバーサル園芸社はグリーン事業、卸売事業、小売事業を展開しています。グリーン事業では、レンタルグリーンサービスや造園・緑化工事、卸売事業では生花店やガーデニング用品の卸売、小売事業では自社ブランドのフラワーアレンジメントや雑貨の販売を行っています。これらの事業を通じて、暮らしの中の「緑」を提供することで、豊かな生活に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
今期の株式会社ユニバーサル園芸社の業績は増収増益となりました。売上高は7,162,031千円と前年同期比で11.5%の増加、経常利益は752,103千円と20.3%の減少となりました。利益率に関しては、売上高営業利益率が10.3%とやや低下しましたが、引き続き高水準を維持しています。
売上・利益の推移
株式会社ユニバーサル園芸社の売上高と利益の推移を見ると、直近3年間で売上高は増加傾向にあります。一方、経常利益は第1四半期より人件費の増加などにより前年同期比で減少しましたが、依然として高水準を維持しています。今後も新商品開発や販路拡大などに取り組み、更なる成長を目指しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ユニバーサル園芸社の直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計15,036,475千円、負債合計4,059,818千円、純資産合計10,976,657千円となっています。前期末から資産と負債が共に増加しており、財務体質はさらに強化されています。
資産の部
資産の部では、固定資産が大幅に増加しており、うちのれんが1,689,756千円増加しています。これは連結子会社化によるものです。一方、流動資産は若干減少しているものの、全体としては総資産が1,991,730千円増加しました。
負債の部
負債の部では、借入金が増加しているほか、仕入債務等の流動負債も増加しています。これらにより、負債合計が1,583,631千円増加しました。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が290,329千円増加しました。これにより純資産合計は408,099千円増加し、自己資本比率は72.9%となっています。
ROAとROE
株式会社ユニバーサル園芸社のROA(総資産利益率)は、第2四半期時点で5.0%となっています。一方、ROE(自己資本利益率)は7.6%となっています。前年同期と比較して、ROAは若干低下しましたが、ROEはほぼ横ばいで推移しています。これは、業績が堅調に推移する一方で、M&Aによるのれん代の計上などで資産が増加したためと考えられます。
キャッシュフロー
キャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは284,182千円の増加となりました。一方、投資活動によるキャッシュフローは1,535,932千円の減少となっています。これは主に子会社株式の取得などによるものです。財務活動によるキャッシュフローは124,061千円の減少となりました。全体として、現金及び現金同等物は1,340,383千円減少し、期末残高は3,719,651千円となりました。
配当の支払額
株式会社ユニバーサル園芸社は、前期に引き続き1株当たり24円の期末配当を実施しました。この結果、配当総額は112,903千円となりました。株主還元に積極的な企業として評価できるでしょう。
今後の展望
株式会社ユニバーサル園芸社は、「世界一の園芸会社」を目指し、グリーン事業の収益強化や新規事業の展開を進めています。今期はNicolai Bergmann株式会社の子会社化などM&Aにも力を入れており、今後も積極的な事業拡大を目指します。また、海外市場への進出など、さらなる成長を期待できる企業といえるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社ユニバーサル園芸社の決算は、売上高と利益が拡大傾向にあり、安定した成長を続けている企業として評価できます。財務面でも健全性が高く、株主還元も積極的に行っています。今後も新商品開発や事業拡大を進め、グローバル展開を目指す同社に大いに期待がかかります。
株式会社ユニバーサル園芸社の決算日や配当についてまとめました。
株式会社ユニバーサル園芸社の決算期は6月で、毎年1回決算を発表しています。今期の決算では、売上高7,162,031千円、経常利益752,103千円と増収増益となりました。配当金は1株当たり24円を実施しており、株主還元にも力を入れている企業です。今後も安定成長と事業拡大が期待できる企業といえるでしょう。