Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社の決算が発表されました。M&Aビジネスのリーディングカンパニーであるこの企業は、前年同期比で売上高は減少したものの、利益率は依然高水準を維持しています。今後も同社の成約件数の増加や大型案件の獲得に期待が高まっています。
企業情報
企業名: Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社
証券コード: E30022
決算期: 2023年10月1日~2024年9月30日
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社は9月30日を決算日としています。
今回の決算報告は、2023年10月1日から2024年3月31日までの第2四半期連結累計期間の業績となります。
主な事業
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社は、M&Aの仲介業務を主力事業としています。
企業の合併・買収に関する助言やコンサルティング、そして実際の仲介サービスを提供しています。
中小企業の事業承継支援などにも力を入れており、M&A市場におけるリーディング企業として高い評価を受けています。
今期の業績と利益率は？
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高7,247百万円、営業利益1,665百万円、経常利益1,668百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,113百万円となりました。
売上高は前年同期比で44.3%減少しましたが、利益率は依然として高水準を維持しています。
売上・利益の推移
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社の売上高は、前年同期に特に大型案件の成約があったことから、今期は44.3%減となりました。
一方で利益面では、賞与引当金などのコスト削減に努めたことで、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも高水準を維持しています。
四半期連結貸借対照表について
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社の財政状態は引き続き健全であると言えます。
資産の部
総資産は42,381百万円となり、前期末比で3.6%減となりました。
流動資産は38,768百万円と減少しましたが、これは主に現金及び預金の減少によるものです。
負債の部
負債合計は5,421百万円と前期末比で19.6%減となりました。
流動負債は減少し、固定負債も減少したことが主な要因です。
純資産の部
純資産は36,959百万円と前期末比で0.5%減となりました。
利益剰余金が増加しましたが、配当金の支払いで相殺された結果となっています。
ROAとROE
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社のROA（総資産利益率）は、前年同期比で3.8ポイント減の4.0%となりました。
一方のROE（自己資本利益率）は、前年同期比で3.7ポイント減の3.1%となっています。
これらの指標の低下は、主に売上高の減少によるものと考えられます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは217百万円の収入となりました。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは50百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1,269百万円の支出となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期末残高は34,152百万円となっています。
配当の支払額
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社は、当第2四半期連結累計期間において1株当たり40円の期末配当を実施しました。
この配当は、前期末の1株当たり40円と変わりません。
今後の展望
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社は、Ｍ＆Ａ市場におけるトップクラスのシェアを維持しています。
今後も中小企業の事業承継支援や大型案件の獲得に注力し、成約件数の増加と収益の拡大が期待されます。
編集部のまとめ
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社の決算は、売上高は減少したものの、利益率は依然高水準を維持しています。
Ｍ＆Ａ仲介のリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにしつつ、今後も成長戦略を着実に実行していくことが期待されます。
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は9月30日で、今回の報告は2023年10月1日から2024年3月31日までの第2四半期の業績です。
配当は1株当たり40円で、前期と変わりません。引き続き同社のM&Aビジネスの動向に注目していきましょう。
