メドピア株式会社の第20期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

メドピア株式会社の決算報告をお届けします。売上高7,850,221千円、営業利益835,994千円と、前年同期比で大幅な増加を果たしました。EBITDAも1,143,767千円と6.9%増と、順調な業績が続いています。今後も、医療業界の発展とデジタル化に貢献していくことを期待しましょう。

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企業情報

企業名: メドピア株式会社
証券コード: E30650
決算期: 2023年10月1日~2024年9月30日

メドピア株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

メドピア株式会社の決算日は9月30日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われます。この四半期報告書は第2四半期(2023年10月1日~2024年3月31日)の決算内容となります。

主な事業

メドピア株式会社は、医療・健康分野におけるデジタルプラットフォーマーとして事業を展開しています。「集合知プラットフォーム事業」では、医師・薬剤師向けのコミュニティサービス「MedPeer」を運営しています。国内医師の約半数が利用する大規模なプラットフォームです。「医療機関支援プラットフォーム事業」では、薬局予約サービス「やくばと」などを提供し、医療現場の業務効率化をサポートしています。さらに「予防医療プラットフォーム事業」では、健康管理サービス「first call」を展開するなど、医療・健康分野のデジタル化を推進しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高7,850,221千円(前年同期比10.1%増)経常利益831,274千円(同13.1%増)と、増収増益を達成しました。利益率でみると、EBITDAマージン14.6%と高水準を維持しています。こうした業績は、医療業界のデジタル化ニーズの高まりを背景に、同社の強みであるデジタルプラットフォームが高い評価を得ているためだと考えられます。

売上・利益の推移

メドピア株式会社は過去5年にわたり、売上高と利益の持続的な増加を続けています。売上高は2019年の79.8億円から2023年には145.4億円に、経常利益も3.9億円から8.3億円へと大幅に伸びています。特に、2023年以降はEBITDAベースでも2桁成長を遂げているなど、業績は順調に推移しているといえます。

四半期連結貸借対照表について

メドピア株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は前期末比2.6億円減の149.0億円となっています。これは主に、のれんの減少によるものです。一方、負債は前期末比4.0億円減の61.7億円まで減少しました。これにより、自己資本比率は56.5%と、健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が57.7億円と、手元流動性が高い水準にあります。一方で、のれんは前期末比5.4億円減の19.6億円となりました。

負債の部

負債の部では、長期借入金が29.2億円と前期末比2.8億円減少しています。これにより、財務体質の改善が進んでいます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が39.6億円と着実に積み上がっており、株主資本の充実が図られています。また、自己資本比率は56.5%と高水準を維持しています。

ROAとROE

メドピア株式会社のROAは直近5期で2.6%~4.0%の水準で推移しており、足元では3.3%となっています。また、ROEは5.8%~11.1%で推移し、現在は8.9%となっています。両指標ともに高水準を維持しており、資産効率と資本効率の向上が図られていると評価できます。今後も、デジタル化の進展に合わせて、収益力とROE向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業CF8.0億円の獲得、投資CF0.5億円の支出、財務CF3.8億円の支出となりました。現金及び現金同等物の残高は57.7億円と、手元流動性が高い水準を維持しています。今後も、強固な財務基盤を背景に、積極的な成長投資が期待できます。

配当の支払額

メドピア株式会社は、第2四半期末配当として4.5円の配当金を実施しました。直近5期の配当性向は17%~28%で推移しており、株主還元にも積極的な姿勢がうかがえます。今後も、業績拡大に合わせた適切な株主還元が期待されます。

今後の展望

メドピア株式会社は、医療業界のデジタル化加速に合わせて事業拡大を図っていく方針です。「集合知プラットフォーム事業」では、医師会員の利用促進や製薬企業向けソリューションの強化に注力。「医療機関支援プラットフォーム事業」では、薬局予約サービスの導入加速に取り組んでいきます。また、「予防医療プラットフォーム事業」でも、健康管理サービスの法人利用企業の拡大を図っていく考えです。今後も、デジタル技術の活用により医療の質の向上と効率化に貢献していくことが期待されます。

編集部のまとめ

メドピア株式会社は、医療・健康分野におけるデジタルプラットフォーム事業を展開し、急成長を遂げています。売上高や利益も好調に推移しており、財務体質も健全であることが分かりました。今後も、医療のデジタル化ニーズの高まりを背景に、同社の3つの事業が順調に拡大していくと期待されます。加えて、高い収益性と株主還元にも注目が集まりそうです。

メドピア株式会社の決算日や配当についてまとめました。

メドピア株式会社の決算日は9月30日です。四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われます。配当については、第2四半期末に1株当たり4.5円の配当金を実施しました。今後も、業績拡大に合わせた適切な株主還元が期待されます。

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