株式会社アマダの第86期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アマダの最新の四半期決算報告書が公表されましたので、その内容をわかりやすく解説していきます。アマダ社は金属加工機械や金属工作機械などを製造・販売する大手企業で、世界中の製造業から高い評価を受けています。今回の決算では、売上や利益が前年同期を大きく上回り、業績は好調に推移しているようです。

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企業情報

企業名: 株式会社アマダ
証券コード: 61130
決算期: 2023年3月期

株式会社アマダの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アマダの決算期は3月期で、最新の四半期決算は2023年12月31日までの第3四半期の業績となります。決算日は3月31日で、四半期決算では6月、9月、12月の各末日が基準日になります。

主な事業

株式会社アマダは、金属加工機械事業金属工作機械事業を主要な事業としています。具体的には、レーザマシンやパンチプレス、プレスブレーキなどの板金加工機械や、切削盤、研削盤、プレス機などの金属加工機械を製造・販売しています。これらの製品は世界中の製造業に幅広く導入されており、アマダ社は金属加工機械の大手メーカーとして知られています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上収益285,217百万円と前年同期比10.2%の増収となりました。営業利益は40,256百万円で前年同期比15.0%の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は28,011百万円と前年同期比16.5%の増益と、増収・増益となっています。利益率も好調で、営業利益率は14.1%、当期利益率は9.8%と高水準を維持しました。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は毎期増加傾向にあり、2023年3月期は3,656億円を記録しました。利益面では、経費削減や原価低減などの取り組みにより、営業利益は496億円、当期利益は341億円とそれぞれ大幅に増加しています。アマダ社は設備投資需要の堅調な中、収益性も高水準を維持している好業績企業といえます。

四半期連結貸借対照表について

四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は6,531億円と前期末比5,552億円の増加となっています。負債は1,355億円と前期末比3,517億円の減少しており、自己資本比率は78.6%と高い水準にあります。

資産の部

資産の中では、現金及び現金同等物が826億円、棚卸資産が1,565億円と大きな割合を占めています。有形固定資産も1,811億円と、生産設備への投資が進んでいることがうかがえます。

負債の部

負債の部では、営業債務が565億円、退職給付に係る負債が32億円となっています。金融負債は102億円と低水準を維持しており、財務の健全性が高いと言えます。

純資産の部

純資産は5,176億円と大幅に増加しています。利益剰余金が2,987億円に積み上がっており、自己資本比率も78.6%と高い水準を保っています。株主還元にも積極的に取り組んでいることがうかがえます。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期の6.9%から7.6%に上昇し、ROE(自己資本利益率)は前期の6.8%から7.2%へと改善しています。収益力の向上と資本効率の改善が進んでいると評価できます。製品の高付加価値化やコスト競争力の強化などに取り組み、企業価値の向上を目指していると考えられます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは235億円の収入となりました。一方で、有形固定資産の取得などの投資活動で97億円の支出、配当金の支払いなどの財務活動で300億円の支出となっています。現金及び現金同等物の期末残高は826億円と、手許流動性も高い水準を維持しています。

配当の支払額

株主還元では、第2四半期末配当が1株25円、期末配当が1株26円の年間51円の配当を実施しました。配当性向は38.2%となっており、着実な利益配分が行われています。今後も継続的な配当の実施が期待されます。

今後の展望

アマダ社は、中期経営計画「中期経営計画2025」に基づき、売上4,000億円の達成と収益性の改善に取り組んでいきます。また、長期成長戦略「長期ビジョン2030」を掲げ、ESG経営の強化や新市場開拓にも注力する方針です。需要が堅調な金属加工機械市場で、同社の技術力とブランド力を活かし、さらなる成長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社アマダの決算は堅調な業績を示しています。売上高、営業利益、当期利益ともに前年同期を大幅に上回る好業績となりました。財務体質も健全で、株主還元にも積極的に取り組んでいます。成長戦略も明確で、今後の業績拡大に期待が持てる企業だと評価できます。金属加工機械市場のリーディングカンパニーとしての地位を一層強固なものにしていくことが期待されます。

株式会社アマダの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アマダの決算日は3月31日で、四半期決算は6月、9月、12月の各末日が基準日となっています。配当については、年間配当金が1株51円と、安定した株主還元を行っています。今後も堅調な業績と株主還元が期待できる企業といえます。

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