西部電機株式会社の第91期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

西部電機株式会社の2023年12月期第3四半期決算が公開されました。売上高が前年同期比18.1%増加するなど、大変良好な業績を上げています。既存顧客からのリピート受注や、新しい顧客への提案と対応によって、製品の拡販に成功しています。そのため、第3四半期では経常利益が49.0%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益も47.2%増加しました。今後も、変化に対応しながら受注・売上を拡大し、市場競争を勝ち抜いていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: 西部電機株式会社
証券コード: 61930
決算期: 2024年3月期

西部電機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

西部電機株式会社は、3月31日を決算日としています。第3四半期決算は12月31日時点での報告となっています。

主な事業

西部電機株式会社は、搬送機械事業、産業機械事業、精密機械事業を中心に事業を展開しています。搬送機械事業では自動倉庫やピッキングシステムなどを提供しています。産業機械事業ではゲート駆動装置などを手がけ、精密機械事業では半導体や電気自動車関連の製品を製造しています。これらの事業を通じて、さまざまな産業分野のニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が229億69百万円と前年同期比18.1%増加しました。また、経常利益は20億97百万円と49.0%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益も13億98百万円と47.2%増加しました。売上高の増加に加えコストダウンと経費節減に注力した結果、各利益指標が大幅に伸びています。

売上・利益の推移

売上高は、2023年3月期が284億78百万円と過去最高を更新しました。また、経常利益も25億30百万円と好調な業績を維持しています。今後も既存顧客からのリピート受注や新規顧客の開拓、サービス・メンテナンス事業の強化などによって、さらなる売上と利益の向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表では、資産合計が497億27百万円と前期末から46億11百万円増加しています。負債合計は204億円と36億95百万円増加し、純資産合計は293億27百万円と9億15百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が126億67百万円と前期末から15億46百万円増加しています。また、建物及び構築物も54億54百万円と24億18百万円の増加となりました。これらにより総資産が大幅に増加しています。

負債の部

負債の部では、電子記録債務が78億58百万円と17億22百万円増加しました。また、その他の流動負債も20億2百万円増加しています。これらにより負債合計が大幅に増加しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が171億28百万円と7億92百万円増加、その他有価証券評価差額金も35億74百万円と1億22百万円増加しています。この結果、純資産合計は293億27百万円となり、自己資本比率は59.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

2023年3月期のROAは5.6%、ROEは6.4%と、前期から改善しています。これは主に売上高と利益の増加に伴い、資産効率と株主資本効率が向上したためです。今後も業績の拡大とともに、ROAとROEの向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが16億80百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが13億88百万円のマイナスとなりました。この結果、現金及び現金同等物は126億67百万円と前期末から15億46百万円増加しています。今後も安定したキャッシュ・フローの確保が期待されます。

配当の支払額

2023年6月の期末配当は1株当たり20円、2023年12月の中間配当は1株当たり20円の計40円の配当を実施しています。配当性向は42.1%となっており、株主還元を行いつつ内部留保の確保にも注力しています。今後も安定的な配当の維持が期待されます。

今後の展望

今後の事業環境は、景気の減速や資源価格の高騰など不透明な状況が続くと予想されます。しかし、西部電機株式会社は「危機感」「決断」「スピード」を持って変化に対応することで、受注・売上の拡大と市場競争の勝ち抜きを図っていく方針です。また、ESG経営の推進やSDGsへの取り組みによって、持続可能な成長を目指していきます。

編集部のまとめ

西部電機株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも前年同期を大幅に上回る好業績でした。特に売上高の伸びが18.1%と顕著で、既存顧客からの安定受注に加え、新規需要の取り込みにも成功しています。今後も変化に柔軟に対応しながら、さらなる業績向上が期待できそうです。

西部電機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

西部電機株式会社は3月31日を決算日とし、年2回(6月と12月)の配当を行っています。2023年12月期の中間配当は1株当たり20円で、年間では1株当たり40円の配当を実施する見通しです。今後も安定的な配当が期待できる企業といえます。

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