NITTOKU株式会社の第52期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

NITTOKU株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。直近の業績は順調に推移しており、売上高や利益率など、好調な結果が見られます。中国や韓国、アジア地域への売上が強く、グローバルな事業展開が功を奏しているようです。今後も業界を牽引していくことが期待されている企業といえるでしょう。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: NITTOKU株式会社
証券コード: 61450
決算期: 3月

NITTOKU株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

NITTOKU株式会社の決算期は3月期となっており、年間の決算は3月31日を基準に行われます。また、四半期決算は6月、9月、12月、3月の年4回行われています。

主な事業

NITTOKU株式会社は、ワインディングシステム&メカトロニクス事業非接触ICタグ・カード事業の2つの事業を展開しています。ワインディングシステム&メカトロニクス事業では、モーターやコイル、アクチュエーターなどの製造設備を提供しており、非接触ICタグ・カード事業では、生産管理用や物流管理用のICタグなどを開発・販売しています。これらの事業を通じて、製造業の自動化や生産性向上に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が193億38百万円営業利益が19億91百万円経常利益が21億15百万円親会社株主に帰属する四半期純利益が13億49百万円と、好調な結果となりました。特に営業利益率は10.3%と高水準を維持しており、企業の収益力の高さが窺えます。

売上・利益の推移

NITTOKU株式会社の売上高は、前年同期比で9.8%減の193億38百万円となりました。一方で、営業利益は前年同期比0.9%増の19億91百万円、経常利益も0.7%増の21億15百万円と、利益面では堅調に推移しています。需要は底堅く、収益力の高さが窺えます。

四半期連結貸借対照表について

NITTOKU株式会社の2023年12月末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は523億71百万円負債合計は148億42百万円純資産合計は375億28百万円となっています。財務体質は健全で、自己資本比率も71.0%と高水準を維持しています。

資産の部

流動資産は352億96百万円と前期末から大きく増加しており、特に仕掛品が47億41百万円増加しています。一方、固定資産は170億74百万円と、投資有価証券が7億69百万円増加しています。全体としては、資産が着実に積み上がっている状況です。

負債の部

負債合計は148億42百万円と前期末から31億91百万円増加しています。流動負債は134億77百万円と大幅に増加しており、その主な要因は契約負債が29億27百万円増加したことです。固定負債は13億65百万円と微増しています。

純資産の部

純資産合計は375億28百万円と前期末から15億3百万円増加しています。利益剰余金が増加し、自己資本比率も71.0%と高水準を維持しています。財務体質は健全で、安定した経営基盤が構築されていると言えます。

ROAとROE

NITTOKU株式会社のROA(総資産利益率)は前年同期の4.5%から3.8%に減少しました。一方、ROE(自己資本利益率)は前年同期の4.0%から3.6%に減少しています。これは、業績が堅調ながらも前年同期を下回った影響が出ているためと考えられます。ただし、依然として高水準の収益性を維持しているため、中長期的な成長が期待できる企業といえます。

キャッシュフロー

NITTOKU株式会社は、第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を開示していませんが、財務体質が健全で、安定した収益力を有していることから、良好なキャッシュ・フローを確保できていると考えられます。今後の事業拡大や設備投資、配当などにも活用できる強固な財務基盤を有しているといえるでしょう。

配当の支払額

NITTOKU株式会社は、2023年6月に1株当たり15円の期末配当を実施しました。また、2023年12月には1株当たり17円の中間配当を実施しています。この結果、2023年3月期の年間配当は32円となる見込みです。配当性向は43.1%となっており、株主還元にも積極的な企業といえます。

今後の展望

NITTOKU株式会社は、製造業の自動化や生産性向上に貢献する事業モデルを持っており、今後も堅調な業績を維持できると期待されています。特に、ワインディングシステム&メカトロニクス事業では、自動車の電動化やロボット化の需要増加に対応できる強みがあります。また、非接触ICタグ・カード事業でも、生産管理用の需要が見込まれるため、全社的に中長期的な成長が期待できると考えられます。

編集部のまとめ

NITTOKU株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高は前年同期比で減少したものの、利益面では堅調な結果となりました。製造業の自動化ニーズの高まりから、同社のワインディングシステムやICタグなどの製品は引き続き好調な需要に支えられています。また、グローバルな事業展開も功を奏しており、収益性の高さが際立っています。今後も、中長期的な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

NITTOKU株式会社の決算日や配当についてまとめました。

NITTOKU株式会社は3月期決算を行っており、第3四半期決算では好調な業績を示しています。また、同社は積極的な配当を行っており、2023年3月期の年間配当は1株当たり32円となる見込みです。今後も、製造業の自動化ニーズに応える事業モデルを強みに、中長期的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました