日東工器株式会社の第68期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日東工器株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。創業80年以上の老舗企業の今期の業績をリポートします。

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企業情報

企業名: 日東工器株式会社
証券コード: 61510
決算期: 2023年3月期

日東工器株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日東工器の決算期は3月31日に終了する事業年度です。
四半期報告書は6月、9月、12月、翌3月に発表されます。

主な事業

日東工器は、迅速流体継手、機械工具、リニア駆動ポンプ、建築機器の4つの事業を展開しています。
特に流体継手と機械工具は同社の主力製品で、半導体や自動車、工業分野などに幅広く使用されています。
また、建築・設備分野にも製品を提供しており、事業領域は多岐にわたっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は206億7百万円と前年同期比で3.5%の減収となりました。
経常利益は24億99百万円で、前年同期比19.4%の減益となっています。
これは半導体や自動車関連製品の需要減少の影響が大きかったためです。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は280億91百万円から206億7百万円と減少傾向にあります。
経常利益も38億18百万円から24億99百万円と減少しています。
需要環境の変化による影響を受けているものの、依然として高い収益力を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は671億70百万円となり、前期末から3億35百万円増加しました。
流動資産は440億97百万円、固定資産は230億73百万円です。

資産の部

流動資産は現金及び預金の減少などにより前期末比で48億36百万円減少しました。
一方、固定資産は建設仮勘定の増加などにより51億71百万円増加しています。

負債の部

流動負債は36億81百万円で前期末比7億22百万円減少しました。
固定負債は44億12百万円で前期末比47百万円減少しております。

純資産の部

純資産は590億77百万円で、前期末比11億5百万円増加しています。
利益剰余金の増加や為替換算調整勘定の増加などが主な要因です。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前年同期の4.7%から3.7%に、ROE(自己資本当期純利益率)は前年同期の3.6%から3.0%に低下しています。
これは売上減少や原価率上昇などの影響によるものです。
ただし、依然として高い水準を維持しており、収益性は良好と言えます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は第3四半期報告書に記載されていません。
過去の傾向から見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは堅調で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローの支出を賄えるレベルにあると考えられます。

配当の支払額

当期の年間配当金は57円を見込んでいます。
第2四半期末には28円、期末には29円の配当を実施しています。
堅調な収益を背景に、株主還元を着実に行っていると評価できます。

今後の展望

経営環境は不透明ですが、日東工器は中長期的な成長を目指す方針です。
自社の強みである流体継手技術と、成長が期待される電動化分野などを活かし、新製品開発と新規市場開拓に取り組んでいきます。
また、安定した経営基盤の確保と収益力の向上にも注力してまいります。

編集部のまとめ

日東工器は、創業80年以上の歴史を持つ老舗企業です。
今期は経営環境の変化により減収減益となりましたが、堅調な収益力と強固な財務基盤を背景に、中長期的な成長を目指しています。
引き続き、技術力と製品開発力を活かし、収益力の向上を図っていくことが期待されます。

日東工器株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日東工器の決算期は3月31日で、四半期報告書は6月、9月、12月、翌3月に発表されます。
当期の年間配当金は57円を予定しており、株主還元を着実に行っています。
今後も持続的な成長と収益力の向上に期待が高まります。

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