株式会社インソースの第22期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

インソースは社会人教育市場を中心に事業を展開する企業です。コロナ禍からの回復により対面型研修を中心に業績が好調に推移しています。ITサービス事業の「Leaf」も安定収益を示しており、総合的に11%の増収19%の増益となりました。今後も成長が期待できる企業といえます。

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企業情報

企業名: 株式会社インソース
証券コード: E32495
決算期: 2023年9月30日

株式会社インソースの決算日・決算時期(スケジュール)は?

インソースの決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日の年4回行っています。毎年12月に本決算の決算発表、2月に四半期報告書の提出を行っています。

主な事業

インソースの主な事業は社会人教育市場を中心とした教育サービスです。具体的には講師派遣型研修公開講座ITサービス(LMS「Leaf」)、eラーニングなどを展開しています。企業のDX推進やリスキリング、健康経営などの支援を通じて、人材育成と企業価値向上に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

インソースは2023年12月期第1四半期において売上高2,870百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益1,061百万円(同18.8%増)、経常利益1,061百万円(同19.2%増)、純利益726百万円(同19.0%増)と好調な業績を収めました。営業利益率は37.0%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

インソースは過去3年間で売上高が10,783百万円まで拡大し、営業利益が1,061百万円と大幅な増加を達成しました。講師派遣型研修やITサービスの需要が堅調に推移していることが主な要因です。今後も同様の成長軌道を維持することが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

インソースの総資産は9,557百万円で、前期末から1,237百万円減少しました。現金及び預金が1,215百万円減少したことが主な要因です。一方、負債は2,294百万円と減少し、純資産は7,263百万円となっています。

資産の部

流動資産は3,842百万円で前期末から1,293百万円減少しました。現金及び預金が減少したためです。固定資産は5,715百万円55百万円増加しました。

負債の部

流動負債は2,253百万円568百万円減少しました。未払金の減少が主な要因です。固定負債は40百万円2百万円減少しました。

純資産の部

純資産は7,263百万円で前期末から666百万円減少しました。利益剰余金が減少したためです。

ROAとROE

インソースのROAは7.6%、ROEは10.0%となっています。これらの指標は過去3年間で大きな変動はなく、高い水準を維持しています。教育サービス事業の収益性が高く、効率的な経営が行われていると評価できます。

キャッシュフロー

インソースの営業キャッシュフローは1,060百万円の収入となり、前年同期比で大幅に増加しました。投資キャッシュフローは44百万円の支出、財務キャッシュフローは1,098百万円の支出と、設備投資と配当金支払いが主な要因となっています。全体としては純減少1,215百万円となりました。

配当の支払額

インソースは2023年12月期の期末配当を1株当たり13円としています。これにより、年間配当は26円となる見通しです。過去3年間は配当性向を30%前後で推移しており、株主還元にも力を入れています。

今後の展望

インソースは社会人教育市場での事業基盤が強固であり、今後も持続的な成長が期待できる企業です。特にITサービス事業の「Leaf」の利用組織数や月額利用料が順調に増加しており、安定収益源として重要な役割を果たしています。また、講師派遣型研修やコンサルティング、オンラインサービスなど、顧客ニーズに合わせた 多角的な事業展開が高い競争力につながっています。

編集部のまとめ

インソースは教育サービス分野でのトップ企業として着実に成長を続けています。コロナ禍からの経済回復に合わせ、対面型研修の需要が増加するなど、主力事業が堅調に推移しています。ITサービス事業もユーザー数の増加により安定収益を生み出しており、総合的に2ケタ増収・増益を達成しました。今後も企業の人材育成ニーズの高まりに応える事業展開が期待されます。

株式会社インソースの決算日や配当についてまとめました。

インソースの決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日の年4回行っています。決算発表は12月、四半期報告書の提出は2月に行っています。配当は1株当たり26円を予定しており、過去3年間の配当性向は30%前後で推移しています。

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