株式会社ACSLの第13期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ACSLの2024年第1四半期の決算報告書が公開されました。ドローンを中心とした製品開発に取り組んでいるこの企業は、今期業績に着目すべき点がたくさんあります。

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企業情報

企業名: 株式会社ACSL
証券コード: 62320
決算期: 第1四半期 (2024年1月1日~2024年3月31日)

株式会社ACSLの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ACSLの決算日は3月31日です。第1四半期決算は2024年5月15日に公表されました。

主な事業

株式会社ACSLは、「最先端のロボティクス技術を追求し、社会インフラに革命を」をビジョンに掲げ、主にドローンの開発・製造・販売を行っています。特に産業用途に特化したドローンを中心に、建設や物流、インフラ点検などの分野で社会実装を進めています。近年は、経済安全保障やセキュリティ面でもドローンの需要が高まっているため、そうした分野にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の連結業績は、売上高2億8,877万円、営業損失5億9,470万円、経常損失5億8,997万円、親会社株主に帰属する四半期純損失6億5,691万円となりました。売上高は前年同期比で32.8%減となっていますが、利益面では大幅な赤字となっています。

売上・利益の推移

この1年間の業績の推移をみると、売上高は前年同期比で32.8%減となっています。一方で営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失はいずれも前年同期から大幅に悪化しています。特に親会社株主に帰属する四半期純損失は前年同期比で54.5%悪化しており、収益性の低下が顕著です。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日時点の連結貸借対照表をみると、資産合計は63億7,887万円、負債合計は47億4,996万円、純資産合計は16億2,891万円となっています。

資産の部

流動資産が54億3,414万円、固定資産が9億4,473万円となっています。流動資産の増加は主に現金及び預金と商品の増加によるものです。

負債の部

流動負債が20億7,426万円、固定負債が26億7,569万円となっています。固定負債の増加は主に長期借入金の増加によるものです。

純資産の部

純資産合計は16億2,891万円となっており、自己資本比率は23.9%です。前期末から635,601万円減少しています。

ROAとROE

ROAは前年同期比で大幅に悪化しており、ROEも赤字経営のため算出できていません。収益性の低下が課題となっています。

キャッシュフロー

今回の決算では四半期連結キャッシュフロー計算書は作成されていないため、キャッシュフローの状況については確認できませんでした。ただし、直近の業績悪化を考えると、運転資金の確保が喫緊の課題となっているかもしれません。

配当の支払額

株式会社ACSLは、現時点で配当の支払いは行っていません。黒字転換と配当実施に向けて、経営陣の取り組みが期待されます。

今後の展望

今回の決算では、売上高や利益が大幅に悪化しており、経営環境の厳しさが見てとれます。そのため、 「選択と集中」による収益性の向上と、 海外市場への本格進出に注力していくことが重要になってきています。特に、経済安全保障やセキュリティ分野でのニーズ拡大にも期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社ACSLの2024年第1四半期決算は、売上高や利益が大幅に減少するなど厳しい状況でした。 しかし、経済安全保障やセキュリティ分野、物流分野での需要が高まっていることから、 収益性改善と海外展開の加速に期待が寄せられています。今後の動向に注目していきたいと思います。

株式会社ACSLの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ACSLの決算日は3月31日で、第1四半期決算は2024年5月15日に公表されました。また、同社は現時点で配当の支払いは行っていません。収益性の改善と配当実施に向けて、経営陣の取り組みが期待されます。

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