KLASS株式会社の第76期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

KLASS株式会社の2023年3月期第2四半期決算報告が発表されました。過去2年間に名称変更を行ったこの会社は、インテリア・畳事業やソーラー・エネルギー事業など、様々な事業を手がけており、今期は大企業の設備投資拡大や自動車関連業界の回復を背景に、収益は徐々に改善してきています。今後も新製品の発売など、積極的な展開が期待されます。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: KLASS株式会社
証券コード: 62330
決算期: 2023年9月期

KLASS株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

KLASS株式会社は、9月30日が決算日で、毎年12月頃に決算報告を行っています。第2四半期は3月31日が期末となり、5月中に四半期報告書を提出しています。

主な事業

KLASS株式会社は、インテリア・畳事業や、ソーラー・エネルギー事業、産業機械の製造・販売など、多岐にわたる事業を手掛けています。特に、自動車関連の生産設備や、二次電池製造装置など、高度な技術力を要する製品の開発・製造が強みとなっています。また、大手企業向けの大型受注も積み重ねており、事業の幅を広げています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期の業績は、売上高4,757百万円、営業利益56百万円、経常利益41百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益11百万円となりました。前年同期と比べて、売上高は1.1%減少したものの、収益性は低下しています。主力のプロフェッショナルセグメントが伸び悩んだものの、インダストリーセグメントが好調に推移したことで、全体としては堅調な滑り出しとなっています。

売上・利益の推移

KLASS株式会社は、直近2年間で売上高が約98億円、経常利益が1億3千万円程度と、総じて安定した業績を維持しています。前期は新型コロナの影響を大きく受けたものの、直近では好調なインダストリー事業が牽引し、着実な回復傾向にあります。今後は、新製品投入や事業拡大によって、さらなる業績改善が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第2四半期末の四半期連結貸借対照表では、資産合計が10,233百万円、負債合計が7,349百万円、純資産合計が2,883百万円となっています。前期末と比較して、資産は342百万円減少、負債は311百万円減少、純資産は31百万円減少しています。借入金残高も緩やかに減少しており、財務体質の改善が進んでいます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,376百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,628百万円となっています。前期末比では、現金が181百万円増加、受取手形等が609百万円減少しています。また、棚卸資産は67百万円増加し、1,522百万円となっています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が805百万円、電子記録債務が1,185百万円、長期借入金が2,077百万円となっています。前期末比では、支払手形等が232百万円減少、長期借入金が92百万円減少しており、着実に負債削減が進んでいます。

純資産の部

純資産の部は、2,883百万円となっています。前期末比では、利益剰余金が42百万円減少しましたが、その他有価証券評価差額金が7百万円増加しています。引き続き着実に純資産を積み上げています。

ROAとROE

KLASS株式会社のROA(総資産経常利益率)は0.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は0.4%となっています。前年同期と比べると大幅に低下しています。これは主に、経常利益が大きく減少したことによるものです。今後はさらなる収益力の改善に注力し、収益性の向上を図る必要があると考えられます。

キャッシュフロー

当第2四半期のキャッシュフローでは、営業活動により414百万円増加、投資活動により39百万円減少、財務活動により135百万円減少しています。営業活動によるキャッシュ・インフローが大幅に改善し、設備投資や借入金返済などにも活用されています。今後も安定した財務基盤の確保が期待できます。

配当の支払額

KLASS株式会社は、1株当たり10円の期末配当を実施しています。前期と同水準の配当を維持しており、株主還元に努めています。今後も業績に応じた適切な配当政策を展開していくものと考えられます。

今後の展望

KLASS株式会社は、産業機械や自動車関連分野への本格的な進出を目指しており、新製品の投入や事業領域の拡大を図っていく方針です。既存事業においても、リアルの展示会の復活や新型商品の発売などを通じて、収益性の向上に取り組む計画です。今後の業績改善への期待が高まっています。

編集部のまとめ

KLASS株式会社の2023年3月期第2四半期決算は、売上高は前年同期比1.1%減少したものの、収益性は低下したものの、インダストリー事業が好調に推移し、全体としては堅調な結果となりました。財務体質も着実に改善が進んでおり、今後の事業拡大への期待も高まっています。同社の今後の動向に注目していきたいと思います。

KLASS株式会社の決算日や配当についてまとめました。

KLASS株式会社の決算日は9月30日で、毎年12月頃に決算報告を行っています。また、同社は1株当たり10円の期末配当を実施しており、株主還元にも注力しています。今後も安定した経営基盤の下、持続的な成長を目指していくと考えられます。

タイトルとURLをコピーしました