コンバム株式会社の第74期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

コンバム株式会社の2024年第1四半期決算報告書が公開されました。連結売上高は4億2,777万円と前年同期比84.9%と減収となりましたが、連結経常利益は7,416万円と、前年同期比83.0%と減益ながらも堅調な数値を確保できた模様です。今後の経済情勢を注視しつつ、新製品の投入や新規顧客の獲得などに注力し、業績の回復を目指していきます。

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企業情報

企業名: コンバム株式会社
証券コード: 62650
決算期: 12月

コンバム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

コンバム株式会社の決算期は12月で、毎年3月に第1四半期決算、5月に通期決算を発表しています。次の通期決算発表は2024年5月15日の予定です。

主な事業

コンバム株式会社は、真空機器と吸着パッドの開発・製造・販売を行う企業です。半導体製造装置や自動機、食品機械等への製品供給を中心に事業を展開しています。近年は、ロボットハンド関連製品の需要も高まっており、新製品開発に注力しています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の連結業績は、売上高が4億2,777万円経常利益が7,416万円と前年同期比で減収減益となりました。しかし、営業利益率は16.4%と高水準を維持しており、収益性は良好な状況です。

売上・利益の推移

近年のコンバム株式会社の売上高と利益の推移をみると、2023年12月期は19億2,405万円の売上高と7,445万円の経常利益を計上しました。前年同期比では減収減益傾向にありますが、中長期的には半導体やロボット、食品など幅広い分野での需要拡大が見込まれ、業績の回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は61億4,970万円となっています。そのうち、流動資産が35億3,579万円固定資産が26億1,390万円となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が26億8,252万円と手元流動性が高い状況です。一方で、売掛金や電子記録債権などの受取債権が27億4,345万円と、資産の大部分を占めています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が2,977万円、賞与引当金が3,583万円などとなっています。総負債は3億4,651万円と、健全な財務体質を維持しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が7億4,812万円利益剰余金が38億3,978万円となっています。自己資本比率は93.7%と極めて高い水準を維持しています。

ROAとROE

コンバム株式会社のROA(総資産経常利益率)は4.8%ROE(自己資本利益率)は3.3%となっています。前年同期と比べて一部の指標は低下しているものの、依然として高い水準を維持しており、収益性と資本効率性は健全な状況にあると評価できます。

キャッシュフロー

当四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1億1,668万円のプラスとなり、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローが4,981万円のマイナスとなりました。この結果、現金及び現金同等物が1億1,668万円増加し、手元流動性が改善しています。

配当の支払額

コンバム株式会社は、2024年3月に1株当たり25円の期末配当を実施しました。配当性向は16.3%となっており、株主還元も適切な水準を維持しています。

今後の展望

コンバム株式会社は、半導体製造装置向けや自動化機器向けの真空機器、吸着パッドの需要拡大に期待しています。特に、ロボット関連製品の拡販に注力しており、協働ロボット分野への参入で新たな収益基盤の構築を目指します。また、原材料高騰や物流コストの上昇などの外部環境の変化にも柔軟に対応し、収益力の維持・向上に努めていきます。

編集部のまとめ

コンバム株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高や利益が前年同期を下回りましたが、依然として高い収益性と財務の健全性を維持しています。今後は、ロボット関連製品の拡販や新製品開発、原価管理の強化などに取り組み、中長期的な業績の向上を図っていくことが期待されます。株主還元も着実に行っており、投資家からの支持も厚い企業といえるでしょう。

コンバム株式会社の決算日や配当についてまとめました。

コンバム株式会社は12月決算で、第1四半期は3月、通期は5月に決算を発表しています。2024年3月期の配当は1株当たり25円を実施しました。決算時期や株主還元の方針は一定しており、株主や投資家にとって投資判断しやすい企業だと言えるでしょう。

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